俺の妹がこんなに可愛いわけがない 11 伏見つかさ
明けましておめでとうございます。 この本は、9月に出てるんですが、前回の日記の更新から大分経ってしまいました。 今回は、恭介の昔話。昔は良かった桐乃と京介の仲が、悪化した原因追求編といった趣ですが、因果関係をはっきりさせるために、少々説明っぽくなって、くどくて、読んでて恥ずかしいところも。大体、中高生になれば、兄妹といえどもそれぞれの付き合いの方が、ウエイト重くなって、小学校のときのようにべったりというわけにはいかなくなるのは、自然の流れという感じもするので、ここまで説明されるとかえって違和感を覚えてしまいました。 巻末に12巻のプロローグが載っていて、とうとうこの物語も終わりを告げるとの予告がされています。次の巻で終わりだと読んだとき思ったのですが、よく見ると「あと数ヶ月」と書かれてあるので、この数ヶ月がまだ何巻にもなる可能性もあって、12巻が最終巻じゃないかも知れません。それでも、物語上は、京介の受験の終わる3月辺りで終わりそう。多分、話の中では、震災も原発事故も出てこない、3.11以前の穏やかな日々のうちに終わるのでしょう。心配しましたが松戸に引っ越した黒猫も放射能に苛まれることもなく。 京介が、櫻井秋美に語った「好きなやつ」。これも最終話で明らかになりそうですが、常識の線から行くと麻奈実?これだと麻奈実ファンが喜びそうですが、気になるのが、12巻プロローグでの桐乃の宣戦布告。ブラコンとして禁断の一線を越えんとするのか?待て次巻。 にほんブログ村 →トップに戻る