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カテゴリ:映画
![]() 映画が制作された当時、まだ「地球へ・・・」の雑誌連載が未終了だったとのことですが、突っ込み所満載だったテレビ版に比べれば概ね原作どおりで、安心して見られたものです。竹宮恵子の原作のイメージだと、テレビ版よりこっちの映画の方ですね。テレビでは拍子抜けだったナスカ崩壊のシーンもしっかり描かれていて後半へ繋げているし。でも、ナスカでの平和時の表現の仕方がアナクロというか。ミュウの皆さんがフォークダンスを踊ったり、綱引きしたり、駆けっこしたり・・・(T_T)。112分という短い時間に全て詰め込んだせいもあり、話の流れも結構駆け足で、端折られたエピソードもあって、テレビ版以上に、原作知ってないと分かりづらいかという面もありますね。テレビ版は逆にオリジナル設定の追加があって話をふくらませていましたが。 声の配役が、テレビの方に慣らされたのか、かなり違和感が。マツカがえらい可愛い声で誰かと思ったら薬師丸ひろ子だったり。ミュウと地球側との会談前夜、キースから、もう遅いから寝なさいってまるで子供のように扱われてました。トォニイが攻めてくるかと思ったけど、攻めてこなかった。Amazonの商品説明でも、キャストについては、一長一短とあるから制作当時から違和感があったみたいです。 宇宙船のデザインも、原作から変更して貝殻をモチーフにした斬新なものだったのですが、CG全盛の今と比べると動きがぎこちないですね。今作ればかなり精密なものができそうです。ただ、CGで作ると3Dでテレビゲームみたいになってどうも違和感が。 →トップに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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