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テーマ:最近観た映画。(39261)
カテゴリ:映画
2002年の映画。最近テレビでやったので見ました。タイムトラベルのシーンがすごいなーと思って予告編を見た記憶があるのですが、公開からこんなに経っていたなんて!
ほとんど80万年後の世界での冒険活劇になっていて、この80万年後の世界というやつもかなりグロ。H・G・ウェルズって昔に本当にこんな小説を書いてたのかと思ってウィキペディアで調べたらかなり本当で、タイムマシンという夢の機械のことよりは『八十万年後の社会』の題名で大正時代に黒岩涙香が翻訳したように、80万年後の未来(ウェルズが警告したかった未来かな。)を書くことに主眼があったようです。 原作では、主人公は勝手気ままにタイムトラベルに行くのだけれど、映画では、殺された恋人を死なせないため、過去を変えるために執念でタイムマシンを作製したのでした。だが、タイムトラベルをしてみても過去を変えることはできない。その理由を求めて主人公は未来へと旅立つのであった。映画でも説明されるけど、恋人が死ななければ、タイムマシンは発明されない。タイムマシンが発明されなければ、恋人は死んだまま。タイムパラドックスってやつで過去を変えることはできないってことです。こういうくだりは、本当は原作にあってもよかったような気もするのですが。 あとは、突っ込みですが、80万年後にまだ英語が通じたり、2030年の図書館の図書検索のホログラム人格ボックスが稼働したりというのはやっぱりどうかと思うけど。3億年後に80万年後の世界の構造物が残ってたりとかもどうですかね。タイムマシンはメーターがくるくる回って航行している年代を示すのだけど、3億年先に行こうとすると、1秒でメーターが10年進むとして計算すると1年くらいかかりそう。映画では1日もかかってないようでしたが。 →トップに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/10/24 09:23:39 PM
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