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テーマ:読書日記(1662)
カテゴリ:偏り気味な読書日記
今、あさのあつこさんの時代小説にどハマリ中なので、
立て続けに読んでいます 今回の「かわうそ」 主人公は「お八重」という太物問屋のお嬢さん 彼女の恋が話の軸になっていて その恋の相手は「かわうそ」と名乗る謎の男 その他に 八重を献身的に支える「おちか」という一つ年下の奉公人の女の子 八重の縁談の相手、薬種問屋の「伊造」 などが登場します 読み始めは、おちかの記述が多く、 若いお八重とおちかのかわいい系のお話なのかなーと思ってしまったのですが、 途中から読み応えのある内容になってきました まずこの本でいいと思うのが、 お八重の恋心で、若さの持つ真っ直ぐさがとても眩しく、強い さらに、かわうそという人物の謎めきと かわうその周りで起こる事件の真相に興味を引かれ 先が読みたくなる また、見事なのが、 最初はのんびりしたお嬢さんだったお八重が みるみる意志を持った女性に変わっていく様子が描かれていくさま 楽しく満足の一冊でした かわうそ お江戸恋語り。 [ あさのあつこ ] ランキングに参加しています できましたら、クリックお願いします↓ 丁寧な暮らしブログランキング にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.09.14 18:55:15
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