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2017.09.19
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テーマ:読書日記(1675)
他の本なら、発売からだいぶ経ってから読んでも
まーったくどうということもないのですが、
超話題作だっただけに
今「火花」読むの、自分でも違和感を感じていますぽっ

もう多くの方が読まれた、又は筋は知っているでしょうか?
文庫も出ていますし、ドラマにもなっていますし、
11月には映画も公開なんですねー

話は、
「徳永」という若いお笑い芸人(ピンではなく相方がいる)が
「神谷」という先輩芸人に出会い、
弟子になり、彼に心酔する年月を綴ったもの
2人以外の登場人物では、神谷の彼女的な存在「真樹」がとても印象的に描かれています

まず一言目の感想
思ったよりよかったダブルハート
「太宰」が好きというようなことを、又吉さんが口にするのを度々見たので、
太宰的な雰囲気を醸し出す話なのかと勝手に思っていたのですが
又吉ワールドがありました

又吉さんの非常に素直で優しい性質が表れていて、好感が持てます
書き方も、一瞬難解なの?と思いきや、わかりやすく書いています
芸人というだけでなく、作家としても評価されるに値すると思います

一方、この小説の根っこの部分で
「お笑い」ってなんなのか?と思ってしまった
「お笑い」ってむずかしいんだ・・・

神谷のキテレツな発言や行動
ああいうものは、実際お笑いの人たちに見られる言動だと思う
「これって何?」と思ってしまう
その後、実際「ぷぷっ」と笑ってしまうものもあれば、
一体何なのか、恐ろしげなものを見るような目で見守ってしまうこともしばしば

また、その世界にいる人しかわからないこと、
でもその世界にいる人には大事なことというのがある

例えば、
火花の中で
神谷を支える真樹や、
神谷を軸に世界を回らせるような徳永がいて
そういう自分の気に入った才能を支えるという魔力が
お笑いの世界にはあるのだなと思った

お金がなくても、先輩芸人が後輩芸人に奢るという関係性も
その世界にいる人たちの美学として存在する
その世界にいない私のような人から見ると、「わかんなーい」なのだけど

「火花」よかったですが、
唯一、最後神谷が巨乳になる件は、なくてよかった気がする
でも、それも、お笑いの美学的には必要なのかな?

今からでも遅くありませんスマイル
どーぞ下矢印

火花 (文春文庫) [ 又吉 直樹 ]

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Last updated  2017.09.19 08:28:41
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