家族の記録
お見舞いの帰り道、景気づけに回転寿司に立ち寄った。というか帰宅してから食事では遅くなりすぎるし、この一週間早出の残業でけっこう体力を消耗しているし。小鬼以下三名は上機嫌で、チビとミニラはお約束のデザートまで辿り着く。ミニラはソーダ味のアイスを頼んだのだが、「ソーダってより、ラムネ味だなあ」とぼやいている。どこが違うんだろう。「それ、ソーダ味なの?」「そーだよ」「……」「あっいやちがいますっ、そういうつもりではなく」「……信じらんない」「いやーちがうちがうちがう! わたしがそんなこと言うわけないじゃないですか! ってかーちゃん、これブログに書く気だな!」だって書いておかないと忘れるよ。たとえばこんなことも。オイラも忘れてた。将軍様吠ゆ「『オドッテ!』ってなんだよ……」ミニラはひいひいウケているが、きみのことだ、うん。二度と思い出すはずないことも、こうして記されて残る。いつか笑って読んでね。ってミニラはもう読んでるみたいですが。