悪くなるのは、バネやケーブルだけじゃない!
こちらは、ビルトイン・ガレージに用いるオーバースライドのガレージドア用ケーブル・ドラム。ガレージドアが壊れて開けられないというトラブルの多くは、ドアを持ち上げる為のトーションスプリングと呼ばれるバネが切れてしまったり、このドラムに巻き付けられたワイヤーケーブルが切れて起こることが殆どです。ただ、写真を見てお分かりになるかも知れませんが、ケーブル・ドラムもワイヤーケーブルで擦れて傷付いているのです。ケーブル・ドラムは、アルミの鋳物で出来ていますが、鋳物はちょっとした衝撃が加わると割れてしまったりします。ですから、20年も使ったガレージドアなら、トーションスプリングやワイヤーケーブルだけでなく、このケーブル・ドラムも一緒に交換することをお勧めします。固い鋳物ですから、殆どのお客様はケーブル・ドラムのことをあまり気にしていらっしゃらないみたいですが、これが欠けたり割れたりすれば、オーバースライダーのシステム自体も成り立ちません。修理・メンテナンスの際は、不具合箇所だけでなく、その他の場所も劣化がないかしっかり調査することが大切ですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。