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カテゴリ:地産地消を考える、食育を推進する
「果物には果糖が多く含まれているため、中性脂肪が増えるのが怖い」と思っている方が多いようです。
実験の結果はむしろ逆で、果物を食べると中性脂肪はむしろ下がる傾向が出ています。 果樹研究所を中心としたグループが、リンゴを1日420g(1個半から2個)、3週間食べた後の血液中の中性脂肪を測定しました。 結果は、14名中12名で中性脂肪の低下が確認されました。 食べる前の中性脂肪値110 mg/dlが、実験後には87 mg/dlと21%減少しました。 実験中のリンゴに含まれる糖分は62g、そのうち果糖は31gでした。 果物には、果糖やショ糖が含まれていることはご存知のとおりです。 このため、果物を食べると、肥満や糖尿病になると思っている方も多いようです。 FDA(アメリカ食品医薬品局)は、肥満、糖尿病、冠動脈心臓病、高血圧等について糖が直接的な原因であるという明確な証拠はないと結論づけています。 また、FAO(国連食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)の両機関は、糖類の摂取は肥満を促進するという考えは誤りとしています。 むしろ、果物、穀類、牛乳(乳糖を4~5%含む)等から供給される糖類は、生命を維持し、健康に活動するためのエネルギーの供給源とし最も重要な栄養素であると結論づけました。 以上のことから、「果糖やショ糖など糖類を含む果物についての有害論争」は、科学的には終止符が打たれています。 今日から安心してたくさんの果物を食べましょう。(R) 【出荷スタート♪ ご自宅でのお召し上がりに最適!!】みずみずしぃ~食感と爽やかな甘さの《二十... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.11 00:32:40
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