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札幌の賃貸【逍遙館】の軌跡

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2016年04月27日
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カテゴリ:日々のだいじ
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鳩のシュガーポットといえば【カフェランバン】またこの子に会えて良かった!

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3月23日の悪夢から今日で1ヶ月と5日が経ちました。

類焼はまぬがれたものの消火作業で大量の水をかぶったことで、お店の中はどんなことになったのでしょうか・・・。
夏になるとレンガと木で造られたコーヒー色の建物をやさしく包んでくれていた蔦も建物から剥ぎ取られたように消えていました。

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閉店したままの状態が長く続いたので、再開を危ぶんでいたのですが、ある日とうとうこんな案内を目にいたしました!
「27日いよいよ復活です!」

お店の前で告知を眺めていると、お店のお姉さんが片付けにきました。
思わず「大変でしたね」と声を掛けてしまいました。
ほんとうにほんとうに大変なことだったと思います。

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このお店にはじめて足を運んだのはいつの頃でしょうか?

1977年に開業とのことですから、90年代に入ったばかりの頃であることは間違いないでしょう。
それは、大人になったと自分なりに感じ始めた頃であり、実のところ大人とは程遠い眩しいくらいに若い頃。
煙草の煙が苦手なわたしは、入り口でお店の方に「上、いいですか?」と尋ねてから二階の階段を上がるのがお決まりでした。
二階は焙煎したコーヒーのよいかおりが壁の隅々までしみわたっています。
もともとこの二階だけで営業していたことは、随分あとになって知りました。
上がってすぐのカウンターも窓際の4人掛けの椅子席もどちらもお気に入りです。

何と言っても、喫茶店を作らせたら「この人」といわれる今映人(こんあきひと)さんの設計であり、札幌市都市景観賞を受賞した建物であることも大きな魅力のひとつです。
【逍遙館】をつくるときに、雑多な街の中にありながら、そこだけ思わず足が止まるような【カフェランバン】のような佇まいでありたいと思いました。

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そして今日またこのお店に入ることができました。

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昼休みのほんの短い時間でしたが、少しも変わらない店内に心からホッとし、コーヒー豆を挽いてもらう間に少しだけ写真を撮らせていただきました。

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4月27日、コーヒーのかおりが漂う古い喫茶店は、また時を刻み始めました。


|逍遙館俱楽部代表|

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Last updated  2016年04月27日 23時03分13秒
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