札幌の賃貸【逍遙館】の軌跡

2月9日に小樽雪あかりの路が始まりました。
今年で20回を迎えたこの冬の風物詩は、札幌の雪まつりとは全く異なり、
どこか懐かしくそして温かい、手作り感あふれるおまつりだと思います。

今年は運河や手宮線跡へは行かずに、レアな場所に行ってきました。
その場所とは、このまつりの名前の元となった詩集「雪明かりの路」の作者
伊藤整の碑が立つ塩谷ゴロダの丘。



この会場は、地元塩谷のまちのボランティアによって運営されていました。



明かりを絶やさないように、ガスバーナーを手に会場を見回るまちの人がいます。



婦人部の方による、あったかい甘酒も振舞われていました。



日没後まもない薄昏時から闇が訪れるまでの僅かな時間・・・。



誰もが小さなあかりに足を止めて、ただじっと揺れる炎を見つめています。
静かな静かな時間が流れていきます。



体が冷えてきましたが、もう少しだけ我慢して、この優しい静寂の中に身を置いていたいと思うのでした。

｜逍遙館俱楽部代表｜

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