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札幌の賃貸【逍遙館】の軌跡

札幌の賃貸【逍遙館】の軌跡

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2022年08月26日
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カテゴリ:旅逍遙
好物は何か?と聞かれたら、鰻と寿司と答えるわたし。
しかし2番目に好きなお寿司の中でウニだけは、鰻に好き具合が限りなく接近しています。
鰻の頭よりウニのトゲの先っちょが抜きん出ている季節もあります。
札幌に暮らすわたしにとっては、それがまさに6月から8月の小樽・積丹のウニの解禁時期です。



昨年は、あまり美味しいウニと出会うチャンスがなく、輝く季節を見送ってしまいました。
そこで「今年こそは、美味しいウニを食べる!」と主人に宣言しました。
主人もわたしに負けずのウニ好きとあれば、この宣言に文句なく同意。
普段から「ウニほど金額に比例する食べ物はない。美味しいウニは高いのだ!」と言い切る主人なので、大蔵大臣のGOサインが出たとあれば気兼ねなくウニが買えると嬉しそうです。



目指すは、古平の田中商店。



この季節、田中商店を外す訳にはいきません。



やっぱり、他より数百円安い!
良い買い物が出来ました。



海を眺めたり、



羊に挨拶したり、ウニを積んで、積丹ドライブは続きます。

まりものために、立派な鹿ツノをお土産に買いました。



次の立ち寄りは、「カムイ番屋」です。



お目当ては、積丹ブルーミント味とミルクのミックスソフトクリーム!



青い食べ物は食欲を減退させるそうですが、ソフトクリームになると話は別ですね。



車は泊村に差し掛かりました。
原発で有名な町になってしまいましたが、わたしにとっては祖母の故郷。
祖父と祖母が出会ったところです。
岩内生まれの祖父は地元の郵便局に勤めており、祖母は父親が運営していた泊村唯一の郵便局で電話交換手としてお手伝いをしていた時に知り合い、恋に落ちたそうです。
当時は郵便局間の通信をモールス信号でトン・ツーと打ち込んで連絡をし合っていたようで、時々祖父が叩きつけるようにトン・ツーと激しく打ち込み、誰かと仕事のことで言い合いをしているのを聞いて「あら、Nさん、喧嘩してるわ!」と思ったそうです。
いまから97年も前のお話・・・。



初孫のわたしをかわいがってくれた二人を懐かしみながら、泊村の海岸線を散策し、旧川村番屋(明治27年)と鰊御殿とまり・旧武井邸客殿(大正5年)に入ってみました。



泊村の有形文化財に指定された建物は広くて立派な造りで、当時のニシン漁がもたらした富が如何ほどだったのかと驚きを隠せません。



泊村は、曾祖父も資産をもとに郵便局を構えるほど、活気があり、伸びしろもあり、魅力的な土地だったということです。
原発という恐ろしい爆弾を抱える町になってしまったことがとても悲しいです。



そんな様々な想いを抱きながらドライブは続き、岩内港に到着。



まりもさんにご飯をあげたあと、
スーパーでお刺身を買い足してウニをメインにした海鮮丼を作ることにしました。



磯の香り漂うウニの甘味に暫し無言でいただきました。
あぁ、これこれ、この味を求めていたのです。
なんでもう一つ買わなかったのだろう・・・
バカだなぁと後悔。
その横で一杯やりながら楽しそうな主人を見てすぐに反省しました。
いつも言われることは「どーでもいいことでクヨクヨするな、いまをちゃんと楽しめ!気持ちを切り替えないとつまんない人生になるよ」と・・・。

ハイ!その通り!!
気持ちを切り替えて、明日食べるソフトクリームでも検索しましょう。



翌日の豊浦いちごのソフトクリーム



いまを楽しむまりもさんとたっぷり遊んで帰路につきましたとさ。
さて、次はいつウニを買いに行こうかしら・・・。

|逍遙館俱楽部代表|

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Last updated  2022年08月26日 11時32分43秒
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