札幌の賃貸【逍遙館】の軌跡

日本気象協会が発表した札幌の開花予想日は4月15日でした。
きっとこの日より早く開花を目にした人も多くいますよね。
とにかく観測史上もっともはやい開花となりました。



ふと静内の二十間道路桜並木に行くバスツアーに携わっていたときのことを思い出しました。
毎年人気のツアーだったのですが、企画者が日にちの設定に苦労していたのを覚えています。
バスを出発させる日を決める際に必ず土日を組み込むのですが、ちょうどその日が見ごろになるとは限りません。
また申込が多くないとバスは出発しないので、お客様も自分が参加できる日でバスが催行し更にその日が桜の見ごろという偶然が重ならないと思い描く旅行にならないのですから難しい選択になります。
雨の日とぶつかったり、前日に強風であらかた散ってしまったりと本当に難易度が高いツアーでした。



という思い出話が長くなりましたが、今年は「うそでしょ」というくらいの超特急で桜前線が上陸し、ゴールデンウイークにさしかかった今もあちらこちらで桜を楽しめるのですから、何だかとても得した年回りのように思います。



桜の木を見つけるとその下には必ずといっていいほど写真を撮る人がいます。
わたしもご多分に漏れず、桜の木を求めて写真をとる毎日。
この風情ある季節の散歩をわたしは「桜逍遥」と呼んでいます。



街中では、西2丁目の南へ向かう一方通行の歩道にある桜が1番早く咲くようで、早々と満開の桜がInstagramにあがりました。



地下道の上に根を張っているためか、開花が早いことで有名です。



毎年必ず見に行く桜といえば、逍遥館からの散歩コースでいうと札幌市資料館の桜でしょうか。



重厚感のある軟石の建物と桜の組み合わせは、素人写真でも素晴らしく写ります。




素晴らしい写真が撮れるといえば、外せないのが中島公園の桜です。



パークホテルに近い桜並木も美しいのですが、わたしは豊平館の辺りが好きです。



札幌が誇る歴史的建造物豊平館は、明治政府が建築した唯一のホテルでもあり、改修により現在は建設当時の色であるウルトラマリンブルーに塗られています。



このブルーがピンクの花とよく似合うのです。



特に澄み渡る青空が広がる日などは、多少写真がへたくそな人も「自分って意外と写真がうまいかも！」と錯覚してしまうほど良い写真が撮れます。

昨年からまりもさんの散歩で行くようになった農試公園も桜のスポットとして有名です。



数日前仕事終わりに行ったときの写真を紹介しますね。
晴れた日の夕暮れ時だったため、とても絵になる写真が撮れました。



もうすぐ日暮れというのに、桜を目指して訪れる方もちらほらと見かけます。
振り返ると中学生が桜を写した画像を見ていました。
寄り添う二人がとても微笑ましくて、お顔がわからないように写真を写してしまいました。
スマホの画面をのぞき込んでいるうちに思わずいつもより距離が近くなって、ちょっとドキドキしているかな・・・。

こんな青春の1ページを撮ることができて、この日の桜逍遥は思い出に残る日になりました。

そして今日向かった先は前田森林公園です。



まりもを遊ばせながら桜と青空の写真を撮りまくりました。



気温は19℃、素晴らしいい陽気です！
時折舞い散る桜の花びらを目で追いながらのんびりと歩く・・・。
まさにこれが桜逍遙。



桜の下を歩くだけで普通の日曜日が特別の日に感じました。

さて、あとは少し遅咲きの南4条線の桜並木に行かないとね！

｜逍遙館俱楽部代表｜

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追記
逍遙館のInstagramを始めました。
これも今更ながらですが、ちょっと覗いてみてください。よろしくお願いいたします。
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