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カテゴリ:逍遙館倶楽部
![]() 逍遥館に新しいお仲間をお迎えして約2か月が過ぎようとし、住人のみなさんとスケジュール調整をした先週の日曜日のこと。 ようやく新しい入居者様を歓迎する逍遥館倶楽部の集まりを開催いたしました! 1週間前からウエザーニュースのアプリを何度確認したことでしょう。 といのも台風の影響でその週は毎日予報が目まぐるしく変化しており、久しぶりに屋上でテーブルを囲みながら食事会と花火の夕べを企画していたわたしは、そりゃあ気を揉むったらありやしません(-_-;) しかも当日はお昼から雨が一時的とはいえかなり降るという予報でした。 早めに降り始めて夕方には雨が上がることを期待していましたが、そうは問屋が下ろさないという予報通りの空模様。 ![]() 14時には土砂降りとなり、屋上をやめてエントランスでの開催に変更しようか迷いに迷っていましたが、夕刻が近づいてきたら急に空が明るくなりはじめ、開催の1時間前には雲の合間から青空が顔を出し始めました。 数日前からテイクアウトをお願いしていた「Cauldraと天使のおやつ」にお弁当を取りに行き、大急ぎで屋上のテーブルセッティングに取り掛かります。 その音を聞きつけて住人のみなさんもお手伝いに来てくれました。 ![]() 18時、心地よい風が吹く夕暮れの屋上で歓迎会がスタートしました。 逍遥館倶楽部の代表としてわたしからのご挨拶とみなさんからの自己紹介が一通り終わり、いよいよ歓迎の乾杯です! 新しい入居者様はトイプードルとチワワのミックス犬を連れての参加で、テーブルから覗いたかわいいお顔が興味深そうにみなさんを見ています。 一斉にカワ(・∀・)イイ!!の合唱です! ![]() おまけにかわいいドーナツもたくさんいただきました。(人''▽`)お気遣いありがとう☆ ![]() ![]() Cauldraのお弁当は、彩り鮮やかなたっぷり野菜とチキン、チーズインラムハンバーグにフライドポテト。ゴマ入りとガーリックの米粉パンが二つ。 逍遥館の集まりの時は、大家セレクトのご近所のお店を利用することがお決まりとなっています。 それは住人の方々にこのあたりのお店を知ってもらうことにもつながります。 その流れから、あちこちのお店情報がみなさんから持ち寄られ、楽しい話しに花が咲きました。 一緒に食べることは、あっという間にお互いの距離を縮めます。 自己紹介の時の緊張はいつの間にかほどけて、優しい笑顔がこぼれるようになりました。 みなさんそれそれがこの建物に来た際に迎え入れられた時があり、次には誰かを迎え入れる側になります。 その緊張もよくわかっているからこそ自然とウエルカムになってくれます。 この居心地の良い空気感は、逍遥館の時間経過と共にいつの間にか作り出されてきました。 ほんとうに入居者のみなさんに感謝の気持ちでいっぱいになります。 夜のとばりが降りてランタンに明かりがともる頃、一旦テーブルやイスを片付けて歓迎会第二部「花火の夕べ」が始まります。 ![]() 花火に火をつけると子供の頃に経験した「あの匂い」が漂い始めます。 「懐かしい匂いだね!」 「花火なんていつ振り?」 という感想が口々に出ては、また花火に火をつけるの繰り返し・・・。 ![]() パチパチと弾ける火花。 靄の中でかすむわたしたち。 夏の終わりの屋上花火にいつの間にか無口になるのはいつものこと。 線香花火だけになると歓迎会の終わりの時間が迫ってきます。 ![]() だんだんと小さくなっていく火花の先っぽがポトリと落ちて2時間ほどの宴は終わりました。 その頃には新しい入居者様も逍遥館の雰囲気を肌で感じてくれたようです。 煩わしくないほど良い距離感でいて、お互いの暮らしぶりが何となくわかり、安心でいられる。 都会の片隅の小さなアパルトマンへようこそ! 今回の花火はコロナ過で自粛していたためなんと4年ぶりとなりました。 本当は「花火の夕べ」には、いつも札幌に住む逍遥館OB・OGにもお声がけして大人数での開催となるのですが、今年もまだコロナ過であることには変わりないので現入居者だけの集まりにしました。 来年こそはみなさんに集まってもらいたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年08月31日 19時29分45秒
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