札幌の賃貸【逍遙館】の軌跡

ドラマ「きのう何食べた？」を毎週楽しみに見ています。



シーズン1から4年半も空いてのシーズン2がスタートして、もう中盤に差し掛かりました。



ドラマの内容はというと、男性同士のカップル（表現古い？）が主人公というのが少し特異なだけで、ごくごく普通の日常生活をユーモアたっぷりに、そこに美味しい料理のエッセンスを振りかけ、全体的に心あたたまる人間模様として描かれています。



回を追うごとふたりのやり取りを温かい目で見つめている自分がいて、気付くとふたりのことが好きになっていました。



主人公を演じるのは、どちらも甲乙つけがたい魅力的な俳優さん。
シロ（史朗）さん役を演じる西島秀俊さんは弁護士で、主に料理を担当しカップルの男性ポジション。
その彼女的な立場にいるのが、美容師ケンジ（賢二）役の内野聖陽さん。
圧倒的に西島さんの方が女子受けするのでしょうが、わたしは断然内野さん派！
「臨場」の男くさい演技がステキでしたが、今回はシロさんを心から愛する可愛らしい演技がたまりません。



とにかくふたりの会話が秀逸で、夫婦の良い関係を維持する上で参考になる事ばかり・・・。
特にケンジが自然と口に出す言葉がどれも優しくて、この人は本当に心が美しい人なんだなぁと思ってしまいます。
何気ないとても短い会話であっても、相手を「ハッ」とさせてしまうほど、思いやりに満ちた温かい言葉。
あー、ケンジみたいな人になりたい！！！



誰にでも自然と優しい言動をとり、自分はとても傷つきやすいのに人にはいつも明るく振舞い、相手の心の内をおもんばかる。
そんな人間、誰だって好きになるよね。
もし自分の彼女だったら大好きになるよね。



わたしは本質的にケンジではないけど、今更だけど努力したらケンジに近づけるかも知れません。
ケンジに近づけたら主人は嬉しいだろうな・・・。