今はなき、イマイのサンダーバード2号特大版です。
このキットは何度も、パッケージ替えで、再販を繰り返していたはずで、最終的には、
なんとモーターライズで発売されていました。
モーターライズとは、珍しいかと思いきや、最近では、ゼンマイなどのギミックは、
かえって高くつくようで、モーター動力のほうが、かえって需要が大きいようです。
実際、モーター自体は別売りで済みますから、メーカーさんには都合が良いかもしれませんね。
まあ、しかし、コロやタイヤが付くだけの単純なものより、モーターでの動力の選択肢が、
存在したほうが、よいですけどね。
箱の中は、ほとんどが空気で、2号のほかにも、どこかで見かけた、サンダーバード4号、
ジェットモグラ、磁力牽引車が入っているだけです。
この中身のどこかに、感じる寂しさが、イマイの終焉を表していたのかもしれません。
1/350の新生2号は、アオシマに金型が移り、他の新生マシーン(ジェットモグラ、
ペネロープ号など)と共に、再販されましたが、この昔からある、旧タイプのキットは、
いまだに、再販の見込みはありません。
おそらく、可能性は低いでしょうね。
プロポーションや、全部の絞り具合と全体の曲線のラインは、このキットが、
一番、劇中のイメージに合っているかと思うのは、わたしだけでしょうか?
大きさも、手ごろで、一番気に入っている2号のキットです。
きっと、ブリティッシュグリーンとウェザリングをほどこす作業が、楽しいキットであるのは、
他の2号のキット同様、期待が出来ますね。
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