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テーマ:最近観た映画。(38865)
カテゴリ:映画&音楽
午後11時少し前。
時間が経つのが早い。 小説「めっちゃピンぼけ」、出版社には 在庫ありますよ。僕のところにも50冊 ぐらいあるし。本屋さん「品切れ、重版予定なし」 なんて、買いに来られた人に言わないでね。 ようやく、少しずつ動き出した感じだけど、 ほんまに動きが鈍かったから。でも、ジュンク堂 三宮店なんかで「神戸新聞」に掲載された記事、 棚に貼り付けてくれてるのなんか見ると 可能性ゼロじゃない気はします。 文芸社さんは、今のところ重版を検討することは ない、っていうメールをくれてるのは事実ですが。 なんとなく、そこそこ売れていくんじゃないかなあ。 ここからの一ヶ月。そんな気が僕はするのだけど。 甘い?そう思ってやっていかんとねえ。 紀伊国屋の西神中央店と加古川店。 ともに、この時期に10冊づつ注文してくださって いて。拾う神あり、って感じで。 時間見つけて、何冊かは自分でも購入します。 感謝の意味もあって。 で、本題。 「ミリオンダラー・ベイビー」見ました。 三宮の国際松竹で。出版のごたごた、のおかげで 女性のボクシング映画って言う以外、内容を知って なかったのが正解で。 びっくりしたよ。 親子とかの愛情についての話だったからね。 見てない人のこともあるので、ストーリーは 書かないけど、知らなければ知らないほど意外 な展開になるのでは。 ボクシング映画として見ても、僕がいつも疑問に 思っていたスローモーションの多用(ボクシングは スピード感がないと、と思ってるので)が全くなくて。 というか、恐らくスローモーションはない。だから、 俳優らは本当に、ボクシングをやってるってことに なるんじゃないかなあ。こういう誠実な撮影の映画、 嫌でも好感持てますね。 で、イーストウッドの映画として。 珍しいほど笑えない。あ、「バード」も笑えなかった けど。それが少しだけ不満で。それ以外は、 あとの余韻といい、いい映画だよねえ。 あと、最初から出て来る実の娘との関係の描き方 が見事で。なんでも見せればいい、ってもんじゃ ないのを、本当に判らせてくれる。これは小説でも 同じことで。どう省略して空気を読ませるか。 いい映画、小説はまず、これがきちんと出来てます。 これでイーストウッドの監督作品見たのは21作目 になるんだけど、確かに完成度は上位だよねえ。情感 に完全に訴えてくるし。「ホワイトハンター ブラック ハート」や「スペースカウボーイ」のラストなんてのも、 それぞれ大好きだけど、やはり見終わり感を決定付ける のはラスト付近の描き方だなあ、とも改めて思いました。 あ、イーストウッドの監督作品で、僕がお薦めしないのも いくつかあります。「ファイアーフォックス」と「ハートブレイク リッジ/勝利の戦場」はお薦めしません。特に前者は。 震災で取り壊された旧国際松竹で82年の夏に見ましたが 画面が暗くて。何やってるのか、さっぱり判らんかった。 撮影の失敗としか思えんかった。DVDとかで出てるのかな? (下)親と子の愛情、っていうのを考えながら映画館から 電車に乗って須磨まで帰ってきて。駅前の店の軒先、いたると ころで気になったのは「ツバメの巣」。こんなに多かったんだ、 ってぐらい。親と子の愛情にこれも違いなくて。子育て。 大抵の哺乳類、鳥類はやってるわけだな、と。いや、ほかの 生き物もかなりそうかも。自然の摂理ってやつだよなあ。 で お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年06月10日 23時44分03秒
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