カテゴリ:古流ほか合気道など
吾輩は胴衣である。名前はまだない。
どこで生まれたかとんと見当がつかぬ。 ご主人様の稽古にお供して、もうすぐ丸四年になろうとしている。 ときに掴まれ、ときに引っ張られ、ときに擦られ、ごらんのような有り様である。 吾輩、ボロボロなのだ。 痛い目ばかりではなく、ときに口紅やファンデーションが肩口や袖についたりして、なにやら(むず痒い)場面もあった。 ご主人様も隅に置けない。 (って、誤解をまねくではないか!) 膝の穴は稽古と洗濯のたびごとに広がっていく。 限界が迫ってるのかもしれない。 がしかし、ご主人様の愛情も深まっている気がする。 残暑きびしい折、稽古が終わると汗でズッシリ重たくなる。 ベタついて気持ち悪いが、なんのこれしき! 洗濯後に天日に干されれば、またパリッとするさ♪ 吾輩はどこまでもご主人様についていく! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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