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まぐれ・トレード生活

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2009年11月08日
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カテゴリ:カテゴリ未分類

例によって株主優待券で観賞。 

http://yaiba.goo.ne.jp/

娘を辱め殺された父親による犯人への復讐劇・・・と単純に説明できない映画。

丁寧に何層にも織り込まれた人間心理がグイグイ胸に迫ってくる。

 

娘をもつ父親であれば、「自分ならその時どうするだろう」と考えずにはいられないテーマだ。

警察署の遺体安置所で娘と対面する父親。

そのシーンを観ながら自分なら、(娘が受けた以上の残忍な方法で犯人の命を奪いたい)と思ったが、映画館を出るときには、(少年法、刑法を改正する運動ために一生を捧げる生き方もありかもしれない・・・)と正反対の正義も浮かんだ。

 

映画の核心にも触れてしまうが、主人公の父親はそのいずれでもない道を選んだ。

 

個々の立場での正義。

娘を殺された父親に感情移入したひとりの刑事の内側でも「本当の正義とは」という命題につきあたる。

自分たちは市民を守るのが使命ではなく、法律(制度)を守るのが使命なのか・・・と。

 

殺害された被害者の人権ではなく、犯人の人権を保障する司法制度。
娘の父親は人生をかけてそこを問う。


東映作品にしては、色んなことを考えさせられる映画であった。






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最終更新日  2009年11月08日 18時01分08秒
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