カテゴリ:読書
一般に上記タイトルを読むと、魔術に関する本だと思われるのかな? 投資経験がある程度あるヒトなら即、投資関連の著書とわかる。 魔術師とは市場(商品、為替、株式、債券等)で活躍する人々のことを指す。 彼らは市場を操るのではない。 市場がどんな動きをしても、それに合わせて利益を出し続ける人の尊称なのだ。
この本はかなり厚味があるが内容もそれに伴って深みがある。 とても納得できるのは、市場で勝つ人は、人生の達人でもあるという旨の記述だ。 いくつかノートに書きとめた言葉を紹介しよう。
『人は自分のフィルターを通過したものだけを受け入れ、それが自分の現実になる』 言い換えれば、信じたことが現実になる、となろう。
破産した人と同じ市場で億万長者になった人もいる現実。
作用・反作用の法則ともいえようか。 外界に与える作用を変えれば、外界から受ける反作用も変化する、というわけだ。
やや哲学的になってしまった。 ともかく非常に刺激を受けた一冊である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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