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書と育児と時々妻〜字が上手な人を目指して〜

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2024年03月10日
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カテゴリ:日記


何だか精神が不安定である

妻との関係、子育てのこと、仕事での不本意な異動、自分自身の愚かさ、弱さ、、、いろいろなことが頭をよぎっては消えて、急に怒り出したくなったり、心を鎮めてみたり、そのうち、何がしたいのか、どう生きたいのかも分からなくなってきて、何気なく読んだ汐見稔幸氏の本の幸福について書かれた一文に胸が込み上げてきたり、それをブログに書こうと思って書いていない自分の、良いもの良い人に接してもその時点では感動するもののすぐに忘れる、両手で掬っても手の隙間から溢れ落ちてしまう水のように結局は何も自分のものにできない愚かさ、だらしなさ、いい加減さに腹が立ち、その腹立たしささえもすぐに忘れてしまう愚かさに、もうこのままずっと何も変わらず、変えられず、年を取って死んでいくのだろうという惨めな、諦めに近い悔しさを感じる

この年になって考える話ではないことも多く、自分に自信がなく声が小さい悩みなどは、20代、30代でもっと真剣に考えて克服しておくべきものと思うが未だ克服できず、毎日毎日、その都度その都度、楽な方、楽な方へ逃げて、逃げることが常態化しいつのまにか習慣化し、立ち向かうという気持ち自体もはやなくなって、気付けばもう50も近いという惨めな末路かと思うと、言いようもない悲しさとともに、今まで何をやっていたのか、時間は何時間も何百時間も何千時間も途方もなくあったはずなのにどうしてこんなにも進歩成長しなかったのかと、不思議な気持ちになる

もちろん何もしなかったわけではなかった
立ちむかったこともあった

例えば、5年前、異動したばかりの新しい職場では、大きな声を出して話すことを目標にして、電話を取っても遠くまで聞こえるくらい大声で話してみたが、もともと話が下手でうまく説明できず、そんな劣等を大声で周囲に公開するような恥ずかしさに耐えられず、すぐに小声に戻ってしまった

その翌年の正月明け、年末年始の休み中に中村天風の本を読んで心を大いに積極化したときなどは、また職場で大きな声が出せたが、やはりうまく話せず、もともと自分のことを話すのも不得意で、コミュニケーション自体不得意で、またすぐに小声に戻ってしまった

声が小さい自分と決別するための格闘は、いずれも失敗に終わった

また、人との関わり方を良くする試みも失敗に終わった

仕事中の雑談もほとんどなく、ある意味超真面目な仕事ぶりかもしれないが、周囲とは溶け込めず、飲み会も行かない、一緒に食事にも行かない、異動する頃になると別れを惜しまれる人もいる中、別れを惜しむふりをお互いしなければならない心理的負担で日に日に憂鬱さが増していき、いっそ何も挨拶なく消えた方がお互いはるかに楽に違いないと思うもののそれもできず、心にもない別れの言葉をお互い言い合って、帰り道では歪んだ開放感で泣き出したいような気持ちになった

次の職場では自分から周囲に積極的に話しかけて、仲良くなろうと思い、異動して最初の頃は積極的に話しかけ快活さを演じるものの、次第に無理をしなくなり、いつのまにかもとの消極的な自分に戻っている

何よりの失敗は、志の喪失である

就職したときに抱いていた、もっと世の中を良くしたいという志はどこに行ったのか

最初こそ、工夫したりチャレンジして何かを変えよう、良くしようと、新しいことを提案したりしていたが、今では定時で帰ることが目標となってしまった

労働を効率化し残業をしないという働き方自体は良いことだが、そればかり重きを置き、世の中を良くするというもっと大切な目標は忘れられてしまっている

目標とする人は山岡鉄舟、などと思うことすらもはや申し訳なく思う

本当は、何もしたくないのではないか
変わりたいのでなく、変わりたくないのではないか
変わりたくないから変わらなかった
願望通りではないか

こんな考えすら浮かんでくる

この先どうすべきか、、、こんなふうに後悔ばかりしながら、気付けば白髪の腰の曲がった老人になるのだろうか




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最終更新日  2024年03月11日 14時19分57秒
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