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カテゴリ:韓国・北朝鮮
”凍土の共和国”という本があるらしいのだが…
ある本では、以下のように紹介されていた。 『墓参りの為に北朝鮮を訪れた在日二世が何十年か前に喜びにあふれて帰国したはずの身内の惨状を知り、怒りのまかせて北朝鮮の実態を暴いた本です。北朝鮮のあらゆる現実を見て日本に帰る船の中で、あの差別の国、「朝鮮人、朝鮮人」と自分をバカにした”素晴らしい国”に帰れる喜びを語る。』 涙なしには読めない… 大手のマスコミは、「北朝鮮は、金日成が実現させた豊かな地上の楽園である」と書き続けていたのだ。また、中国の文化大革命も絶賛していた。 現在は、これらが誤りであることは、すべての人が知っているだろう。 その当時、”明らかに、間違いであること”をあたかも真実のように報道し続けたのは、いかがなものだろうか? 嘘や捏造は、いずれ、あばかれるものだと思う。 さて、中華人民共和国のことを中国といえば、日本は、東夷になってしまうと書かれている本も読んだ事があるが…厳密に言えば、そういうことだろう。 中国とは、真ん中の国という意味なのだ。そう、だからシナというのが普通なのだと思う。 英語では、chinaだし… つづく。 ”凍土の共和国”は、ウイキペデイアによると…以下のように書かれていましたね。 ↓↓↓ 本書は著者の日記という形式をとっており、多くは実話であろう。「帰国同胞」という人質を北朝鮮に取られている為に、本名を名乗る事もできず、著者も日記の公開に相当迷ったという。 著者は、1960年はじめに、兄と姉、それに従兄弟を北朝鮮に帰国させている。当時、熱病のように在日朝鮮人が煽られた帰国事業の犠牲者であるが、彼らは熱望して帰国している。 しかし帰国直後から、手紙などで「日本円や日用品、食料など」を無心する手紙が多く届き、漠然とながら北朝鮮が「地上の楽園」ではないことに著者は疑問を抱き続けていたという。 新潟港から莫大な手荷物を持ち、万景峰号に乗り込み、清津市に上陸する。北朝鮮に行けば、すぐにでも帰国した親類に会えると思っていた訪問団の一行は、親類が港に出迎えに来ない事にがっかりする。しかし、それどころではなく、何日過ぎても平壤見学だ、公式行事だ、オペラ見学だと引きずり回され、社会主義の学習を強いられ、挙句には金日成の銅像に挨拶を強要される。その間、人民大衆とは完全に隔離されるが、時に垣間見た、庶民の「死人の目」や「痩せこけた姿」「牛車が走る都会」に衝撃を受ける。 沙里院市では、訪問団員の父親よりも老けて見える、帰国同胞の息子の話を聞き、北朝鮮の労働環境の劣悪さ、医療事情の貧弱さに、北朝鮮の虚偽宣伝を痛感する。さらに、かつての朝鮮高校の後輩や同級生から、盗聴器の仕掛けられた部屋、密告政治、飢餓と公開処刑、政治犯収容所といった北朝鮮の暗部の話を実際に耳にする。 名勝金剛山を見学すると、美しい岩や峰々に、毒々しい赤で金日成を讃える言葉がいたるところに彫り込まれている事を知り、独裁者の異常な自然破壊に激怒する。 北朝鮮に到着して22日目、ようやく兄姉の家族との再会を果たすも、実はとうの昔に実兄は結核により死亡していた。その事実を姉も従兄弟も、一切話す事ができず、ただ「兄は社会主義建設のために忙しい」としか伝える事ができなかった。著者は、真実を真実として話す事もできない、何の言論の自由も無い、異様な独裁国家の姿を知り、戦慄する。親類との対面も僅かに3泊4日の日程で、しかも「案内人」と称するお目付が深夜まで家に居座る。 家族との再会で、北朝鮮庶民の凄まじいまでの窮乏と、役人の腐敗と圧政を実感し、後ろ髪を引かれる思いで著者は帰国する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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