|
テーマ:最近観た映画。(38880)
カテゴリ:~2006年 映画・ロマンス
☆☆イルマーレ☆☆
SFファンタジー イルマーレとは、美しい海辺に立つ一軒の家の事。 イルマーレとはイタリア語で「海」のこと。 そのイルマーレの郵便箱を通じた時空を越えたラブストーリー。 チョン・ジヒョン「猟奇的な彼女」 イ・ジョンジェ。「黒水仙」 1997年末、「イルマーレ」に引っ越してきた青年ハン・ソンヒョン(イ・ジョンジェ)は見知らぬ女性キム・ウンジュ(チョン・ジヒョン)から奇妙な手紙を受け取る。 「イルマーレに住んでいた者です。私宛の手紙が来たら新しい住所に送ってください」 しかし、手紙の日付は2年後の1999年になっている。 翌年1998年に手紙に書いてあったように大雪が降ったことから、この郵便箱が時空を越えて手紙のやり取りができる事を知る。 そして二人の手紙のやり取りが始まった。 時には声の入ったテープ、魚(!)手袋、耳当て・・・まで ソンヒョンは、建築家の父親に捨てられたという思いをもっている。 ウンジュは、恋人が留学後連絡が途絶え、その恋人を忘れられずにいる。 彼女は声優を目指していたので、彼が留学する時についていかなかったのだ。 そんな二人は、手紙のやり取りで心を開き始める。 2年後に住む彼女は、2年前は電車を待つ間いつも同じベンチに座っていた事をソンヒョンに教える。 ソンヒョンは、2年前の彼女に会うのだ。 まだ、ソンヒョンの事を知らない彼女に。 ちょっとは彼女の気を引こうとするが、ウンジュにとってはソンヒョンはただ電車を待つほかの人と一緒。 時空を越えたデートをしよう。 二人はそれぞれやりたい事を教えあう。 ウンジュは「遊園地に行くこと」 ジェットコースターに乗り、パイレーツに乗り・・ 同じ時間に時空を越えて二人は、遊園地で遊ぶ。 ソンヒョンは、「素敵な並木道を散歩しよう」と提案する。 そして喫茶店に入るのだ。 ソンヒョンは2年後の彼女に当ててワインをキープする。 2年前の彼から2年後の彼女の手に渡ったワイン。 「会いたいね」 二人は2000年3月11日に会うことを約束する。 約束当日、海辺でじっと待つウンジュ。 ソンヒョンから時空を越えてプレゼントされた手袋が知らぬ間に波にさらわれる。 そう、ソンヒョンは現れなかった。 なぜ? 約束の日まで2年残している1998年のソンヒョンも、また2000年に住むウンジュも、なぜ現れなかったのか知りたがるのだ・・・ ~~~~~~~~~~~ 海がきれい。 韓国にこんな素敵な海があるの? 透き通った青い海。 その海に張り出すように家が建っている。 しゃれているといえばしゃれているのかもしれないが、まあ住むには不便なんだろうな・・・(笑) そしてその砂浜に立つ郵便受け。 この時空を越えるというのは、映画では「オーロラのかなたに」もそうだった。 こちらは、父と息子の親子愛だった。 しかし、過去は変えちゃいけないんだよね~~。 もちろん「バック・トゥー・ザ・フューチャー」も、過去を変えたり未来を変えたら、大変だったよね。 SFの原則のようなものだ。 まあ、そういうことは、今回考えずに(頭から追い払って)楽しんでほしい。 2000年の約束の日、「韓国映画だからな・・・会えないんだろうな」ってわかっちゃいたけど、「なんで?」ってしっかり引き込まれちゃった。 そうそう、とっても大事な脇役。犬の「コーラ」 かわいいのよね。 もこもこしていてね♪ ソンヒョンが先にイルマーレに住んでいたわけだから、彼の愛犬になるのかしらね。 それが、2年の時間を経てウンジュンの愛犬になっている。 ウンジュン役のチョン・ジヒョンは、「猟奇的」のときよりもややふっくらしているかな? でも健康的で、かわいい。 恋人と別の道を選びその結果、失恋する事になってしまったのだが、その葛藤や悲しみを素直に演じている。 ソンヒョン役のイ・ジョンジェは、それほどいい男だと思わないのだが、友人が「黒水仙」のジョンジェは目が素敵だよと言っていた。 これは見るべきか? まあ、ウンジュの失恋した恋人も(; ̄ー ̄)...ン??って感じなんだけどね(笑) でもとにかくピュアなラブロマンス、ラストシーンが重要よ。 これと時を同じくして同じような題材で「リメンバー・ミー」という韓国映画があるようだ。 こちらも見てみたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[~2006年 映画・ロマンス] カテゴリの最新記事
|
|