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テーマ:レンタル映画(815)
カテゴリ:~2006年 映画・ロマンス
正しくは「恋人までの距離(ディスタンス)」&「ビフォア・サンセット」ですが。
どちらの映画も、短いのがいいです。 確かにこの映画そんなに長くは作れません・・たぶん。 集中力が居ると思うのですよ~、見る方も演じる方も。 ツインパックです。 ☆恋人までの距離(ディスタンス)☆(1995) リチャード・リンクレイター監督 イーサン・ホーク・・・・・・・・ジェシー ジェリー・デルビー・・・・・・・セリーヌ ストーリー 列車の中で偶然に出会ったアメリカ青年とフランス娘。 ふたりは意気投合して列車を途中下車してウィーンの街をあてどもなく歩く。 しかしふたりの時間はあっという間に過ぎていく・・・ ~~~~~~~ 旅で出会った男女。 それだけで、いつもと違う時間空間がある。 とにかくふたりだけ。 会話だけで進むのだ。 そして、はじめて出あった男女が手探りでお互いを知ろうとしているのが、本当にごく自然なのだ。 近づきたいけど相手を伺ってひいてみたり、心の奥をチラッと見せたり、またそれを否定してみたり・・・ 固い話から恋愛論、とにかくおしゃべりしまくる。 う~~ん、時間がない~~。 もどかしく進む二人の会話。 しかし、限られた時間であっても、たとえ時間があっても、このふたりならやっぱり最初のプロセスとしてこうやって手探りしあうんだろうなって思う。 ラストの彼らの約束。 普通こんなあやふやな約束で済むかな~なんて思いながら、二人の若さを感じる。 でも逆に、ふたりはどうなったのかなあと、余韻を残してくれるね。 この映画を作っている時点でこの続編を作る話が出ていたそうだ。 しかし、本当に時間をあけて続編を作ろうというのはめずらしいし、それだからまた面白い映画になったんだね。 確信犯的な面白さかも・・ ************ ☆ビフォア・サンセット☆(2004) 前作に同じ ストーリー 前作のふたりが9年ぶりに再会、しかしまたまた彼らに与えられた時間は短い。 85分間のラブストーリー ラストで交わされた約束「半年後にウィーンで会おう」というのは、果たされなかった。 そして時間が流れ9年間。 しかし作家になったジェシーがパリでキャンペーンをした最終日、セリーヌがその場にやってきた。 こうして彼らは再会を果たす。 ジェシーの飛行機の時間が迫る中、ふたりはパリを歩きながら、思いを語り合う。 ~~~~~~ またまた、二人ってば、話が固いんだから~~(笑) 二人は喜びながらも、お互いの生活を探り合う。 当時学生だったセリーヌは今は環境団体に就職。 環境問題など論じたりしてね~。 もう~もどかしいんだから。 相手の気持ちを推し量ったり、自分の気持ちを押し殺したり・・ しかし時に見え隠れする本音。 生きている限り思い出は変わるものだ、というのは納得。 その思い出を今、どう変えるんだろうか、二人は。 運命的な出会いを感じ、しかしどういう運命にしたいのか決めかねている二人。 ********* 初々しいイーサン・ホークが、実際に9年経ち、渋くなってきたね。 一方ジェリー・デルビーは、相変わらず?女優だもん(笑) 若い頃とはお肌のハリが違うかなんて意地悪に見てみたけど、でもあんまり変わらないんじゃないかな~~。 この二人、続編を作るという事を知っていたのだし、あんまり老け込めないよね。 やはり9年、実際に時間がたっているというのは、リアルだよね。 どちらも、とにかくセリフだけで進む映画。 好みが分かれるかもしれないが、この手探りのふたりの会話が、もどかしいけどそこがまた自然だなあと思う。 しかし、ジリジリするよ~(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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