|
テーマ:レンタル映画(817)
カテゴリ:~2006年 映画・ドラマ
どちらも、皆さんがいいよとオススメですよね。
私も、見たいと思っていたので、早速・・ ☆靴に恋して☆(2002) ラモン・サラサール監督 アントニア・サン・ファン・・・・・アデラ ナイワ・ニムリ・・・・・・・・・・レイレ アンヘラ・モリーナ・・・・・・・・イザベル ビッキー・ペニャ・・・・・・・・・マリカルメン モニカ・セルベラ・・・・・・・・・アニータ ストーリー 高級靴店に勤める23歳のレイレは、店からコッソリ持ち出した靴を履いてはディスコで踊っていた。ある日、同棲する恋人と大喧嘩をしてしまい、恋人は去ってしまう。同僚のハビエルは、そんなレイレを励ましてくれるのだった。49歳のアデラは娼家のオーナー。娘のアニータは25歳で、知的障害者だった。ある客との出会いに、心ときめくアデラ。一方、アニータは看護士のホアキンに恋心を抱いていた。さらに、義理の子供たちを育てるタクシードライバーのマリカルメン、そして高級官僚の妻であるものの夫との仲は冷め切っているイサベル。現在の生活に満足できない5人の女性達が、ふとしたきっかけで自分の人生を取り戻してゆく…。(DVDより) ~~~~~~~~~ やっぱり、このアデラ(アントニア・サン・ファン)注目しちゃうね♪ 相変わらずなんだけど、でもここではしっとりと女らしい。 そして母親の愛情をしっかり見せてくれるし・・さすがだなあと思った。 どうしても特殊な役をやる事になっちゃうかと思ったのだけど、すっかり女優の道まっしぐら。 偏平足の彼女、確かに足は疲れるね。 そこで、足のマッサージ。足を愛撫するかのようにマッサージするというのは、やっぱりエロティックなものだよね~。 イサベル、この彼女も、なかなかよかった。 この彼女が集めたゴージャスな靴が300足、ずらりと並ぶのは壮観。 この彼女が、自分の足よりも小さいサイズを履いているっていうのも、彼女の生活の不満のあらわれ。 彼女が過激にイラついているのが、よくわかる。 小さい靴を履くというのは、纏足(てんそく)を思い起こすな~。 纏足の場合は、女性を逃がさない為という目的もあったみたいだけど。 産まれた時から、足を小さく作り上げていくと言う異常さは、なんだか悲惨だ・・・ しかも、小さければ小さいほどいいのだから、ほとんど歩けなくなる場合もあったようだし。 夫に仕える、家に仕える・・・縛られているって感じ。 このイザベルは縛られているわけではないのだけれども、冷め切った夫との生活を捨てる事ができないのだよね。 吹っ切れないのだ、それがこの靴にあらわれているのだろう。 彼女がラストに「あなたはいつも遅すぎるのよ」と夫に向って言い放つ。 やっと、自分を夫から解き放つ事にしたのか。 小さすぎる靴では飛べないから、きっとちゃんとしたサイズの靴をはかなければいけないよね。 マリカルメンとレイラのラストも、なかなか良かったよね。 それぞれ、一つ壁を乗り越えたかなという感じ・・ そんな女性陣なのだが、アニータの恋するホアキンは、アンリケ・アルキデス。なかなかこの先が楽しみな美形だよね♪ また、レイラと同棲していたクン、ダニエレ・リオッティもよかったよ~。 さらに、アデラに近づくレオナルド(ルドルフォ・デ・ソーザ)ちょっとくたびれているけど、なかなかアデラの前では粋な中年♪ 群像劇の面白さで、それぞれにかかわりがあって行く後半面白かったね。 *********** ☆エイプリルの七面鳥☆(2003) ピーター・ヘッジズ監督 ケイティ・ホームズ・・・・・・エイプリル パトリシア・クラークソン・・・ジョーイ ストーリー 自由奔放に生きるエイプリルは保守的な家族と衝突、家を飛び出してしまった。それ以来ニューヨークで恋人と暮らしていた彼女はある日、特に仲の悪かった母親が余命わずかと知ってしまう。エイプリルは感謝祭の日に家族を自分のアパートに招待し、そこで母親の大好物である七面鳥のローストをごちそうしようと決意する。しかし、初めての料理はハプニングの連続で…。 ~~~~~~~ このエイプリルのお料理の手つき、見事にへたくそで、ハラハラしちゃうね。 それに、手首に巻きつけたなんだろうか・・ブレスレットじゃないけど、あれで、お料理するのは、ちょっと邪魔じゃないかと思うけど(笑) そして、やっぱりあちらって、包丁じゃないよね~~。 しかし彼女の努力は、認めたい。 アパート中を駆けずり回って、オーブンを貸して貰おうとする。 そして、彼女を助けてくれる人たちも、いい感じ♪ そんな彼女の奮闘振りと平行するように、車でエイプリルのアパートに向う彼女の家族のようす。 これがなかなか、面白い。 母親はもう、はなから「投げやり」 しかし、パパは「絶対にいい思い出になる」とみんなを励ます。 妹のベスは、とってもいい子、でも姉がそんないい思い出を作れるはずがないと思っている。 弟のティミーは、この深刻さから逃れたい。でも母親のジョーイの写真係。 そこに、ちょっとボケかけたおばあちゃんも一緒。 母親は、エイプリルとのいい思い出がない。 頭を痛めることばかりだった。 娘と母親の関係って、同性である分、痛烈な批判をするよね。 しかし、ここで見るエイプリル。その最悪な娘と言うイメージじゃないんだけどね~~。 いまどきの女の子という感じなんだけど・・・ 親子といえども、合う、合わないってある。 しかし、お互いを認めるって事は、大事だよね。 母の場合、娘を一人の人間として見る事ができるように、それをいつできるようになるのか。 本当は、もっと早くお互いを許しあえればいいのにって思うのだけど。 それって、ちょっとしたきっかけなんだと思うけど、まあそんなに上手くいく事ばかりではないよね。 ケイティ・ホームズが自然な女の子って感じ。 そして、不機嫌な顔した母親(病気のせいもあるけれども)パトリシア・クラークソン、やっぱりなかなかいいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[~2006年 映画・ドラマ] カテゴリの最新記事
|
|