|
テーマ:DVD映画鑑賞(14222)
「クレールの刺繍」も若い女の子が望まぬ妊娠をして悩みます。
こちらの映画も、愛してないボーイフレンドの子供を妊娠してしまうんですよね。 ☆そして、ひと粒のひかり☆(2004) ジョシュア・マーストン監督 カタリーナ・サンディノ・モレノ・・・・・・・・マリア ストーリー コロンビアの片田舎に住む17歳の少女・マリアは、一家の生活を支えるために、バラ農園で働いていた。そんなある日、マリアは上司と衝突して、農園をクビになってしまう。職をなくし、途方に暮れるマリアのもとに、やがて"旅をする仕事"が舞い込んできた。だがそれは、麻薬を飲み込んで密輸するという、危険な運び屋の仕事だった。一度はためらうものの、巨額の報酬を提示され、ついに引き受けてしまうマリア。こうしてマリアは、おなかに入れた62粒の麻薬とともに、ニューヨーク行きの飛行機に乗り込むのだが…。 ~~~~~~~~~~~ サスペンスドラマとしても、ハラハラする。 そして、実話に基づいているという点で社会派ドラマでもあるよね。 コロンビアの田舎町でのマリアの生活、農園では毎日バラの刺抜き。 この町はその農園位しか職がないようだ。 そして家に帰れば、母親に祖母に姉とその赤ん坊が暮らしている。 彼女の収入だけで暮らしている一家。 もちろん若い彼女は、自分の稼いだお金の殆どを家に入れている。 あまりに当然のような顔をされると、時には頭にも来る。 (とはいえ、彼女は家の状況も分かっているし、家族思いである) あの麻薬の袋、あんな風にして作るとは・・ そして、飲み込むって苦痛だろうな。 巨峰のようなブドウの粒を丸呑みする練習も、思わず一緒にウゲっとなりそうだった^^;) 飛行機に乗ってから、そして入国の際の取調べ。 ハラハラドキドキだ アメリカに暮らす、ミュール(運び屋)仲間ルーシーの姉がいう言葉 「子供を育てるにはコロンビアでは無理だ 彼女も大きなお腹をしている。 もちろんマリアが妊娠しているとは知らずに言った言葉なのだが。 思わず、私もうなづいてしまう。 アメリカなら何とかなるだろう、やっぱり大国アメリカにすがりついちゃうかもしれない。 マリアはお腹の子供の心音を聞き目を輝かす、エコーで写るお腹の赤ん坊に感動している。 彼女は子供を産みたいのだ。育てたいのだなあ。 そんな妊娠しながら麻薬を運ぶなんてすごい事を選んだもんだ・・・ そして、お腹の赤ん坊がいるから彼女は次の一歩を自分で決めたのだ。 この先、まだ彼女の未来がどうなるのかわからないのだが、少なくとも彼女はくじけないだろうと思うのだった。 このマリア役カタリーナ・サンディノ・モレノ。アカデミー賞にノミネートされたんだね~。 確かに、みずみずしくてこの先が楽しみな女優さんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[~2006年 映画・サスペンス・ミステリー] カテゴリの最新記事
|
|