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テーマ:DVD映画鑑賞(13602)
カテゴリ:2009洋画
今日はまあ、いいお天気で!
気温もぐんぐん上がってなまぬる~~い。 花粉も黄砂も飛んでいる(>_< ) そしてうちの娘は卒業式です。 アパートは退去したので、こちらから朝早く出て行きました。 そしてオールナイトでカラオケするとかでお帰りは明日だとか~~。 まあ若いっていいわねえ~。 さてそんなわけでパソを乗っ取られずにいるので、先日見たDVDをアップしておきましょう。 ☆ナルコ☆(2004) トリスタン・オリエ/ジル・ルルーシュ監督 ギョーム・カネ サブー・ブライトマン ブノワ・ポールヴールド ギョーム・ガリエンヌ フランソワ・ベルレアン ストーリー 主人公ギュス(ギョーム・カネ)はどこでも発作的に眠ってしまう奇病「ナルコレプシー」を抱えて育ってきた男。そのため幼い頃から学校や周囲に理解されず、恋人ができても肝心なところで眠ってしまい、何事もうまくいかない。しかし、そんな彼に運命的な女性パム(ザブー・ブライトマン)が現れ、ようやく訪れた幸せな生活……のはずだったが、一向に定職に就けない彼の悩みは消えることがない。 そんなある日、ギュスにひとつのアイデアがひらめいた。それは眠ってる間に見た夢をコミックに描くこと。現実とは違って夢の中では何でも思い通りのギュスは、ようやく自分の「道」をみつけ、愛する家族と親友のため、そして何より自分自身のため、夢中になってコミックを描くのだった……。 ~~~~~~~~~~~ 面白かった~~♪ この奇病といわれるナルコレプシーって、確か作家色川武大(阿佐田哲也)がそうだったよね。 どこでもいつでも寝ちゃうという話を聞いたことがあった。 阿佐田哲也さんといえば「麻雀放浪記」が有名。二つの名前で書き分けていた作家さんだ。 今回この映画でその原因のひとつはやっぱり「ストレス」と言っていた。 ストレスを感じると防衛本能的に眠っちゃうのだ。 冒頭戦場シーンから始まる。 あれ?借りた映画間違えちゃったかなと思ったら、それはギュスの夢だった^^) コミカルな前半、このナルコレプシーに関するドタバタで終わるお話だろうかと思っていた。 夢と現実を描きわけて見せるだけでも一つのお話になるしね~。 そうそう、結婚するまで何度となく女の子にアタックするんだけど、大事な時にクテクテ~~と寝ちゃうんだよね。 そんな繰り返しだったんだけど、なんとパムというあこがれの彼女と結婚ができたのだ。 やれ、めでたい!と思ったんだけど、現実は甘くない。 やっぱり男として妻や子供を(妻には連れ子がいる)養わなくてはいけないというのに、仕事に就けない。 これは悲しいよね・・・本人もどうしようもない。 妻もわかっちゃいるけど「疲れちゃった」と疲労の影が見えてくる。 彼が子供のころから得意としていたコミックの腕で、生計を立てようと妻に相談すると、妻は一笑して彼をセラピーに送り込む。 コミック作家としてお金を稼ぐなんて無理だって思ったのよね。 それなら病気を治して、普通に仕事をしてほしいとね。 このコミックがその後の展開にかかわるのだ。 アメコミのような、コーエン兄弟の映画のような展開にもなる^^) 特に双子の殺し屋ってアメコミっぽくない? この双子の殺し屋、どこかほかの映画で見たかな・・??てふと思ったんだけどね。 マトリックスシリーズに銀髪の双子の殺し屋っていたよね。 あ、この「ナルコ」の殺し屋は違うけどね。 妻のパムが、いろんな顔を見せるのよね。 生活に疲れた顔から、このコミックのおかげとギュスの親友でもある自称カラテスターのレニーのおかげでイキイキと輝いていたり、女は化けるというのが良く分かる(笑) ギュス役のギョーム・カネ。 無精ひげでタプタプしたお腹をみせているんだけどね。 「美しき運命の傷痕」とか「世界で一番不運で幸せな私」で見たんだけど、こんなにタプンタプンしていたかねえ(笑) カラテスターを夢見るレニーはブノワ・ボールヴールド。 コミカルだけど、一生懸命なんだよね。 彼の空想でジャン=クロード・ヴァン・ダムが出てくるのよ。 彼のスターだからね。 もうヴァン・ダムを語るときの熱さといったら^^) このヴァン・ダムとの心の会話がこの映画のポイントでもある。 ずっとぼんやりとではあるけど、人は皆「何かになれるだろう」と思って生きてきた。 しかし、「何にもなれなかった」とある時気がつく。 小さい時にあこがれたスターにもなれず、気がつけば年だけとって、普通だったら夢さえも忘れてしまうんだけどね。 レニーにしろパムにしろ「この今の生活って自分が思っていたのと違う」って思うわけだよね。 しかし、ヴァン・ダムが言うのだ 「愛する者にとっておまえはスターだ」 どこでそれに気がつくかだよね。 それはギュスにも言えるのだろう。 いつ彼が本当に目覚めるのか、自分を受け入れるかということだと思うのだ。 ね?なかなか盛り込まれた映画でしょう? そして、この映画の面白さはギュスの夢だよね。 コミック的なシーンやアクション映画のようだったり、なかなか楽しめるのだ。 フランス映画もやるなって感じ。 面白いのでお勧めですよ♪ ~~~~~~~~~~~~~ 眠っちゃうのがナルコなら眠れないのは不眠症 「フローズン・タイム」はまさにその不眠症の青年の話。 映像は美しいよ。 ストーリー的には「ナルコ」の方をお勧めするけど^^) フローズン・タイム/Guy Farley そしてギョーム・カネ関係DVDはこんな感じ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんにちわ
お嬢さん、ご卒業おめでとうございます。 うちは24日なんだけど、来なくていいと言われてます。 どうしようかな。一度もキャンパスに行ったことないんですよ(笑) まぁあと2年いるわけだけど。 ナルコレプシーですか。 父親がTVを見ていると、いつも肝心なところで寝てしまうので、 (犯人がわかるところとか)母が「眠り病じゃない?」と言ってますが、 もう今年傘寿なんですから、仕方ないですよね(笑) ヴァン・ダムがこんなふうに使われているなんて 面白いですね。彼の自伝風映画が出来たらしいですね。 落ちぶれたアクション俳優 って感じの。 今はヴァン・ダムと聞くと、おばかタレント、スザンヌの父親・・・ (2009.03.20 11:14:42)
>お嬢さん、ご卒業おめでとうございます。 ありがとうございます。卒業だけはね、しました。 >うちは24日なんだけど、来なくていいと言われてます。 >どうしようかな。一度もキャンパスに行ったことないんですよ(笑) >まぁあと2年いるわけだけど。 ふふふ~~^^) お近くなら行ってみるのもいいですよね。 上の息子のときは入学式だけ行きましたけど、卒業式はパス。 娘はどちらもパスしちゃった(笑) だんだん親の私もいい加減になってきて~~。 >ナルコレプシーですか。 >父親がTVを見ていると、いつも肝心なところで寝てしまうので、 >(犯人がわかるところとか)母が「眠り病じゃない?」と言ってますが、 >もう今年傘寿なんですから、仕方ないですよね(笑) そうそう、年を取るとねえ… >ヴァン・ダムがこんなふうに使われているなんて >面白いですね。彼の自伝風映画が出来たらしいですね。 >落ちぶれたアクション俳優 って感じの。 >今はヴァン・ダムと聞くと、おばかタレント、スザンヌの父親・・・ カメオ出演でちゃんとヴァンダムが出ているんですよ。フランス映画の元気の素という感じでしょうかね。 そうそう、ヴァンダムの映画ありましたね。こちらで上映されたんだけど、見に行かなかったんですよ~。 DVDになったら見ます^^) って…スザンヌの父親? (2009.03.21 22:11:12)
ぷちてん525さん またまたこんにちわ~☆
>って…スザンヌの父親? あの家族って、みんなニックネームがあるでしょ お母さんはキャサリンで。 で、お父さんはヴァン・ダムって言ってましたよ。 競輪の選手とかでかっこよかったです。 (2009.03.22 14:19:01)
>>って…スザンヌの父親? > >あの家族って、みんなニックネームがあるでしょ >お母さんはキャサリンで。 >で、お父さんはヴァン・ダムって言ってましたよ。 >競輪の選手とかでかっこよかったです。 ああ~~、そうかあ。そういえばそんなことを聞いたことがあるよん。 お父さんはヴァンダムなんですねえ。 ということはお父さんはフランス人なのですね、たぶん。 (2009.03.22 22:01:40) |
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