新元号は「令和」です。
3月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2153
ナイス数:28
藪医 ふらここ堂 (講談社文庫)の
感想
江戸時代の庶民の医者ってこんな感じにやっていたのかあ。ヤブ医者っぽい、でも名医な三哲。その娘が内弁慶で外では同じ年の若者たちとなかなか馴染めない。そんな彼女の話も織り込まれ、また、近所のおかみさんや産婆がいろいろにぎやかで面白い。生き生きとした下町庶民の姿がそこにあり、へえと思うことがたくさんあった。
読了日:03月05日 著者:
朝井 まかて
ミステリと言う勿れ (1) (フラワーコミックスアルファ)
読了日:03月20日 著者:
田村 由美ミステリと言う勿れ (2) (フラワーコミックスアルファ)
読了日:03月20日 著者:
田村 由美ミステリと言う勿れ (3) (フラワーコミックスアルファ)
読了日:03月20日 著者:
田村 由美ミステリと言う勿れ (4) (フラワーコミックスアルファ)の
感想
まとめて1~4感想。おもしろかったわ。整くんは「常々考えているんだけど」というのが決まり文句だね。 「真実は一つじゃない、でも起こったことは一つ」とか、いじめに対する話とか『なるほど』と思うことが多かった。ちょっと、小難しい整くんだけど、また続きが出たら読んじゃうかなあ。
読了日:03月20日 著者:
田村 由美
あなたの人生、片づけますの
感想
おもしろかった。部屋や物の片付けだけではなく、物の見方、考え方も変えてくれると思う。十萬里さんに教えてもらいたいなあ。 『女も50才を過ぎたら死ぬ用意をすべきだと思います』なるほど。 『自分がいらないものは他人も要らない場合が多い』なるほど! 家が汚いよりゴミ溜めでも平気でいられる心理状態に興味があるという、十萬里さん。心をすっきりさせないといけないということだよね。
読了日:03月22日 著者:
垣谷 美雨
不愉快犯の
感想
サクサク読めて面白かった。成宮が確かに不愉快なんだけど、それにもまして取り調べの河上がひどかったなあ。冤罪の裏にこういう取り調べもあるのかもねって思っちゃうね。新人刑事、成宮と語り手を変えて話が進むのもそれぞれの考えや行動が見れて面白い。最後に愛美も出て来ていいアクセントになっていた。
読了日:03月27日 著者:
木内 一裕
MASK 東京駅おもてうら交番・堀北恵平 (角川ホラー文庫)の
感想
内藤さんの新しいシリーズですね。主人公が今回はまた変わった名前で、きっとそのうちこの名前についても語られることでしょう。作者が好きな怪奇な部分も「面」の部分で語られるし、また主人公の周りには靴磨きのおじさんやタイムスリップして会える刑事さんなどがアクセントになりまたヒントにもなっている。まだ、ちょっとあっさりしている気もするがこれもシリーズ物だからだろうね。
読了日:03月29日 著者:
内藤 了
読書メーター
「ミステリと言う勿れ」
久しぶりにコミックをまとめて読んだのです。
もう老眼鏡をかけなくちゃセリフの文字が小さくて大変です(笑)
結構小難しいことを言う大学生の主人公。動きは少なく会話がメインです。
こういうのも面白いかも。
主人公くんもかわいいしね(笑)
「不愉快犯」木内一裕さん。
犯人の成宮が小馬鹿にしたような態度など確かに不愉快ではあるけど、ちょっと小気味良い気もするのだよね。
刑事や警察内部のいざこざなども描かれていて、なんだかなあってところもあるしね。
もう少しスカッとした結末が欲しかったと私は思っちゃったんだけどね。
『してやったり!』という感じで言ったら木内さんの作品の「嘘ですけど、なにか?」が面白かったな。