<6日目(前半) : アンカラ → イスタンブール >
トルコ旅行6日目。
トルコ共和国の首都アンカラは素通り(本当に、郊外のホテルに泊まっただけ!)、一路、イスタンブールへ向かう。その距離、
約450キロ!
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イスタンブールに到着しての最初の観光は、“ブルーモスク”の愛称で知られる
『スルタンアフメット・ジャーミー』(←)。
このジャーミーは、17世紀前半に建築され、ミナレット(尖塔)が6本あるのが特徴。なお、ミナレットの数が多いほど格式が高いとされ、この6本というのはイスラム教の聖地メッカのカーバ神殿と並ぶ本数であったため、アラブ人たちは良い顔をしなかったという。
それについて、「建築家が、黄金=トルコ語で“アルトゥン”=と言ったのを、6本=トルコ語で“アルトゥ”=と勘違いしたのだ」という話が伝わっているが、トルコ人ガイドによると、それはただの言い訳で、本当はオスマン=トルコの権威を見せたかったのではないか、とのこと。イスラム教徒の拡大には、遊牧民であるトルコ人が大いに貢献したと言われ、また、オスマン=トルコのスルタンはカリフ(イスラム教の宗教的権威の称号)権も持っていたので、そんな自負を持っていても不思議ではないな、と思う。
![bluem2](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/44/0000084344/19/imga0a1a93ajc2ss0.jpeg)
![bluem3](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/44/0000084344/20/img17e14787jc3bhs.jpeg)
ジャーミーの内部は、ステンドグラスが美しく(←)、天井の模様も素敵(→)。写真はないけど、床に敷いてある絨毯も見事だった(ここは靴を脱いで観光)。
ジャーミー内部にいる時に、雷がゴロゴロ鳴り出し、しばらくしてから、ドドーンと轟音が響きなんと停電!近くの避雷針に落雷したとのこと。
レアな経験ができたわ!
![aya](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/44/0000084344/17/imga76ab2ebjc2dcg.jpeg)
次に、少し歩いて、ビザンツ建築の最高傑作といわれる
『アヤソフィア』へ。
このアヤソフィアは、ローマ帝国がキリスト教を国教とした頃(4世紀)に作られた教会を起源に、ビザンツ帝国最盛期の皇帝ユスティニアヌスが大聖堂を建立してからギリシア正教の総本山であったのに、4本のミナレットが立っていることからもわかるように、イスラム教徒支配下に入ってはイスラムの寺院として使われたという、イスタンブールの歴史の象徴といえる建築物だ。
とは言っても、実はこの日、月曜日は休館日で、内部の博物館に入ることはできず、外から眺めただけ。
ここのレリーフ(20世紀に発見されるまで、18世紀にイスラムにより塗りつぶされて見えなかったもの)は見てみたかったんだけどな・・・残念
長くなりそうなので、いったんここで
~イスタンブール編(中)~へ続く。