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栗林忠道著・吉田津由子編
『「玉砕総指揮官」の絵手紙』を読んだ。
『硫黄島からの手紙』を見て読んでみようと思ったもの。
栗林中将が昭和3年から5年まで北米に留学していた際に日本にいる息子・太郎(3歳から5歳)に送った絵手紙47通、昭和19年から20年に硫黄島から疎開先の次女・たか子(9歳から10歳)に送った手紙7通と、東京の自宅にいる妻と子どもたちに送った手紙2通が収められている。
実際にこの本を読むと、映画『硫黄島からの手紙』の栗林中将の回想シーンや台詞は、これら手紙に基づいていたことがよくわかった(ただし、北米でのお別れパーティーで拳銃を贈られたというエピソードはなかった。それはフィクションらしい)。
映画を見て興味をもった人はご一読あれ。
【今年の読書目標達成まで---あと30タイトル】