【3日目 : キャンディ】
午前中は、キャンディ近郊の
茶園(紅茶畑)を訪問。
スリランカといえば、なんといっても
セイロン・ティーが有名。北海道よりひとまわり小さいこの島には、5つの紅茶の産地があり、ここキャンディもそのうちのひとつ。他には、ヌワラ・エリア、ウバ、ディンブラ、ルフナという産地がある。
| 紅茶畑はこんな感じ(←)。
キャンディ・ティーは、標高がそれほど高くないところで育てられているもので(ミディアム・グロウン・ティーという)、クセがなく、アイスティーや不例バー・ティーにも合うとのこと。
→は紅茶の花。白い花をつけるなんて知らなかった~。 | |
次に訪れたのは近くにある“GERAGAMA”という製茶工場。
→は、摘んだ茶葉を乾燥させているところ。茶葉は何度も乾かされ、ふるいのようなものにかけられて選別される。この工場でパッキングされたものも売られていたので、おみやげに少々購入。
この後、キャンディーに戻り、仏歯寺とキャンディ湖が美しく見えるという
レイク・ビュー・ポイントへ(ここから撮った写真は
昨日の日記に掲載)。
次に訪れたのは
バティック工房。
バティックとは“ロウつけ染め”で、染色したくない部分にロウを塗って染め、薄い色から濃い色へと染めていき、色鮮やかな模様を作り出すもの。
↓はバティックが作られる工程(下手な説明を聞くよりわかりやすい!)。
下絵を描くのもロウ付けをするのもすべて手作業。なんとも手間がかかっている。
模様は、キャンディ近郊という土地柄か、ペラヘラ祭の様子や仏像といった伝統的なものが多かったけれど、中にはインド洋に沈む夕陽などモダンなデザインのものもあった。
午後はホテルに戻り、のんびり
アーユル・ヴェーダ体験。
本当はシロダーラ(額にオイルを垂らすやつ)をやりたかったのだけれど、
原因不明のアレルギー性鼻炎のため鼻がぐじゅぐじゅしていた私は、医師から「やめておいたほうがいい」と言われ泣く泣く断念。
ということで、
リフレクソロジー、ボディ・マッサージ(ハーバル・スチーム・バスとハーバル・バス付き)とヘッド・マッサージ、トータル3時間半のコースをオーダー。
ハーバル・スチーム・バスというのが面白く、木箱でできたひとり用ミスト・サウナに寝た状態で入るというもの。頭が出ているので息苦しくなく、20分くらい入ってたっぷり汗をかいた。こういうサウナ、日本であるのか知らないけれど、あれば人気が出るのでは?
3日目はこれでおしまい。