【6日目 : ダンブッラ → コロンボ】
朝、素晴らしかったカンダラマホテルに別れを告げ、
ダンブッラの石窟寺院の観光へ。
ここは5つの石窟からなるスリランカ最大の石窟寺院で、世界遺産にも指定されている。
一大観光スポットということもあり、石窟寺院への入口では、派手な
金色の大仏(↓左)がお出迎え。
ちなみに、スリランカの寺院は靴を脱いで裸足になって入らなければならない(もちろん帽子もダメ)。なので、この石窟寺院(↓右)などは、晴れた日の午後になると岩肌が熱くて歩けないらしい。
![dumbulla1](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/44/0000084344/21/img33d19d70zik3zj.jpeg)
一番手前の第1窟には、全長14メートルにも及ぶ金色の涅槃像が安置されている(↓左)。この涅槃の足の裏は真っ赤に塗られ、蓮の絵が描かれているのが興味深かった(↓中央)。
第2窟は、ダンブッラの中で最大の石窟で、50体以上の金色に塗られた仏像がある。仏塔もあり(↓中央)、また壁や天井には仏陀の生涯などの絵がびっしりと描かれている。
![dumbullabutto](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/44/0000084344/22/img4670dcc2zik1zj.jpeg)
ダンブッラでの観光の後は、コロンボへ移動。
直線距離だと150キロほどなのだけれど、道があまりよくないため、食事をはさんで4時間超のドライブ。
車窓から見る景色は、基本は木々の緑。町の中は車もけっこう走っていて、さらに古い車が多いため排気ガスもすごかったけれど、排気ガスの中の二酸化炭素はそれらの緑が吸収してくれそうだ。
![museum](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/44/0000084344/24/imgc14448a1zikdzj.jpeg)
コロンボ到着後、市の中心にある
コロンボ国立博物館(→)へ。白亜のコロニアル調の建物が青い空に映えて美しい!
博物館は2階建て。
1階は歴史博物館的なもので、アヌラーダプラ時代、
ポロンナルワ時代、コーッテ時代、
キャンディ時代というように、首都のあったところの時代区分で展示されていた。
キャンディ時代の展示の中に、香辛料貿易のため友好を結びたかったオランダがキャンディの王に贈り、その後スリランカを支配した英国が本国へ持ち去ってしまったが、スリランカ独立後に再びスリランカに戻ってきたという金ピカの玉座と王冠があったのが印象に残っている。
![mask](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/44/0000084344/52/imgc5f7cc9azik6zj.jpeg)
2階はスリランカ独特の悪魔祓いの仮面のコレクションがあるとガイドブックにあって、それを楽しみにしていたのに、なんと改装中でクローズ。うー、かなり残念(そして入場料を通常どおり取られてかなり不服)。
ちなみに、スリランカの
悪魔祓いの仮面はこんな(←)感じのもの(空港にあったものを撮影)。
博物館観光後、乗っている車に不具合が生じたとのことで、予定を変更して早めにホテルにチェックイン。荷物を置いてから、歩いて近くにあるスーパーに買い物に行く。チョコレートやら紅茶のティーバックやら、職場用のおみやげを調達。
紅茶はものすごく安いけれど、コロンボは都会だからなのか、ホテルなどの集まる(観光客の多い)エリアのスーパーだったからなのか、思っていたよりも物価は安くなかった。例えば、スリランカのメーカーのビスケットやクッキーなど(日本だったら100円ショップにありそうなもの)が30~40ルピーで、輸入もののクッキーなどは日本と変わらないくらい。
インド洋に沈む夕日はぜひとも見たかったので、買い物は早めに切り上げたつもりだったのだけれど、思っていたより日の入りの時間が早く、見逃してしまった
こちら(↓)は夕暮れ時のインド洋の海岸線。ホテルのカフェから撮影。
![sunset](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/44/0000084344/26/imgc10bb009zik5zj.jpeg)
以上で6日目は終了。
はぁ、もう明日が最終日だ~。。。