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カテゴリ:YMOとその周辺
すみません、先週告知し忘れたんですが・・・
今回は、こんな表題で記事を書いてみたいと思います。 5月19日(土)、パシフィコ横浜国立大ホールへ、Human Audio Sponge(HAS:高橋幸宏+坂本龍一+細野晴臣)のライブを観に聴きに行ってきました。 元YMOの3人が揃うライブを聴くのは・・・ というか、元YMOの3人のうちの誰かが出演・参加しているライブを生で聴くのは・・・ 私は、1993年の“再生”ライブ以来でした。 ![]() このライブは、“Smile Together Project Special Live 2007”として、(財)がんの子供を守る会「Smile Together Project」実行委員会の主催で実施されたものです。チケット代や、当日販売された関連グッズの売り上げは、全て“(財)がんの子供を守る会”の活動資金になるのだそうです。 ホールの1階ロビーには、(財)がんの子供を守る会の活動内容を紹介したポスターなどが展示されていました。開演前のホール内の舞台奥に設置されたスクリーンでも、活動内容をイメージした映像が流されていましたね。 私にもまだ小さな娘がいますので・・・ それらの展示内容は、とても人事とは思えませんでした。ロビーでは本プロジェクトのための、こんなオリジナルTシャツが販売されていたのですが、私も募金のつもりで、リリー・フランキーさんデザインのTシャツを1着買いました。 ![]() 席に着き、しばらくすると、客席の明かりがだんだん暗くなり始め、開演が近い事をうかがわせました。完全に客席が暗くなった後、舞台にはまずサポートメンバー3人が、そして、“HAS”の3人が登場し、会場内は拍手の渦に包まれました。 『1曲目は何かな?』、と思っていたんですが・・・ “以心電信(YOU’VE GOT TO HELP YOURSELF)”でした。いや~、今回のライブに相応しい1曲目だったと思いますし、何より、1曲目がYMOのオリジナル曲だったので、私はもうそれで胸がいっぱいになってしまいました・・・ 以下、演奏曲の確認なども兼ねて、ライブの内容を私なりにご紹介してみますね。 M- 1 以心電信(YOU’VE GOT TO HELP YOURSELF) →オリジナルはシングルのみ M- 2 スポーツマン →オリジナルは細野さんのソロアルバム「フィルハーモニー」に収録 今回の演奏は、最近発売された「細野晴臣トリビュートアルバム」に収録の“ユキヒロさんバージョン”だった様に思います。 ここでMCが入りました。しゃべっていたのは、ユキヒロさんだけだったと思います。 ユキヒロさん曰く、「この3人が出演しているライブでMCやるっていうのは、今回が初めてじゃないかと・・・」、あー、言われてみればそうですねー。 M- 3 Fly Me To The River →Sketch Showのアルバム「Loophole」に収録 M- 4 Mars → 同上 M- 5 Flakes → 同上 そう、よく考えてみれば、Sketch Showの曲を生で聴く、というのも、私は今回が初めてでした。 何て例えればいいんでしょうね? アコースティックテクノ? 渋い演奏の連続でした。 M- 6 Everybody Had A Hard Year →ドイツのバンド“Marz”のアルバム「Love Streams」に収録 これは、“メルツ”というバンドの曲のカバーだそうで。ネットでちょっと調べてみたら・・・ ユキヒロさんのソロライブなどでも、よく演奏されるそうですね。 ここで2回目のMCが入り、今度はユキヒロさんがリードしつつ、3人のフリートークみたいな部分もありました。 教授曰く、「今度このメンバーで、YMOっていう食事の会でもつくろうか、なんて言っているんですけど・・・」、何をしゃべっているんでしょうか? イマイチ(?)静かな客席に向かってユキヒロさんが「つまんない? 大丈夫?」なんて声をかけるシーンもありましたが・・・ お客さんは、久しぶりに3人揃ったステージに感激して、それをじっと目に焼き付けようとしていたんだと思います(私もそうでした・・・)。 M- 7 Riot In Lagos →教授のソロアルバム「B2 Unit」に収録 はるか昔のYMOのライブの時よりも、かえってビート感に富んだ演奏だったと思います。 M- 8 Ongaku → オリジナルはYMOのアルバム「浮気なぼくら」に収録 YMO終期の名曲だと思います。M-7、M-8と、教授作曲の曲が続きました。 M- 9 Resque これは新曲らしいです。誰の新曲になるのかな? やっぱりSketch Showの、かな? M-10 Turn Turn →Sketch Showのアルバム「Audio Sponge」に収録 M-11 Supreme Secret → 同上 M-12 Wonderful To Me → 同上 Sketch Showの曲が3曲続きました。アルバムの「Audio Sponge」、私持ってたんですが、ライブから帰ってきて只今聴き込んでます・・・ M-13 War & Peace →教授のソロアルバム「Chasm」に収録 私、この曲、今回のライブで初めて聴いたんですが・・・ いやー、スクリーンに映し出される曲のプロモーションビデオ(?)と相まって、その迫力と強烈なコンセプトに圧倒されました。 M-14 Rydeen 79/07 この曲を生で聴く事は、私はもう半ば諦めていたんですが・・・ イントロが流れてきて・・・ もう胸がいっぱいになってしまいました。 ここで一旦ライブは終了で、6人はステージ上から一旦引っ込みます。 しかし拍手は鳴り止まず・・・ まずユキヒロさんだけステージに登場しました。 「さて、“3人”が揃ったライブとしては史上初めて、メンバーの“呼び込み”というのをやってみたいと思います!」 まず最初にサポートの3人が順々に呼び込まれましたが・・・ あらら、3人とも昔懐かしい、YMOの1980年のライブツアーで使用されていた衣装を身にまとっているではないですか・・・ そしてその後に教授が呼び込まれ、細野さんが呼び込まれ、最後に教授からユキヒロさんが紹介されるという、何とも不思議な光景(普通のライブじゃ、当たり前なんですけれどね・・・)がステージ上で繰り広げられました。 M-15 Chronograph →Sketch Showのミニアルバム「Tronika」に収録 M-16 Ekot → 同上 ここでまた一旦、メンバーはお辞儀をして手を振りながらソデに引っ込みますが・・・ 拍手は鳴り止まず、メンバーがまたステージに登場します。 ・・・それから“最後の曲”が流れ始めるまで何があったのか、私の頭の中には記憶が残っていません。私自身、もう感激の頂点を通り越していたんだと思います。 M-17 Cue →YMOのアルバム「BGM」に収録 この曲が発表された当時、「この曲は、YMOの音楽において“ターニングポイント”になる」などと内外から言われ、その事が当時の私にはピンと来なかったんですが・・・ 生で聴きながら頭の中で“歴史”をさかのぼってみると、『あー、確かにそうだなー・・・』と、何となく実感できましたね。元YMOの3人にとって、非常に“重要な曲”との思いを、また新たにしました。 曲が終わり、3人+3人が舞台の前に出てきて肩を組みお辞儀をしてソデに引っ込む・・・ そんな当たり前なんだけれども“奇妙な”光景を見せつけながら、ライブは終了しました。 チャリティーライブとして、その演奏曲目・構成等に思考が凝らされていたと思いますが、結果的にライブが“YMOの曲で始まり、YMOの曲で終わる”という構成だったのは偶然ではない様な気がします。何となく、このライブを行った意味というものがその内容に現れている様な気がして・・・ 私はとても嬉しかったです。 “HAS”としてのライブは既に2004年にバルセロナと東京で行われ、今回が“3回目”だった訳ですが、ぜひ今後も4回5回とやっていって欲しい、そう願わずにはいられませんでした。 3年後かな? 5年後かな? 10年後かなぁ・・・ ぜひまた観に聴きに行きたいです! (長々とお読み頂き、ありがとうございました!) ・HAS Live in Barcelona - Tokyo / HUMAN AUDIO SPONGE(2004年のHASのライブのDVDです。今回のライブも結構力入れて“収録”していた様ですから・・・ もしかすると、CDやDVDでのリリースがあるのかも知れませんね) ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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