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カテゴリ:観劇・映画関連話
東京公演は終了しましたが、名古屋、広島、北九州、兵庫公演はこれから・・・
「これから観に行くんだから!」という方は、この記事を読まない方がいいかも知れません。 20日(日)、東京・日比谷の日生劇場へ行って「ペテン師と詐欺師」を観て来ました。 ミュージカルを生で観たのは、ちょうど一年前以来、ブログの記事でも書いた「スウィーニー・トッド」以来でした(今、映画が公開されていますね)。 一年前と相変わらず・・・ 今回も私は「鹿賀丈史」、「市村正親」というネームバリューに飛びつく形でチケットを購入しました。物語のあらすじを、私なりにご紹介してみますと・・・ 舞台は、南仏の高級リゾート地・リビエラ。毎年夏のバカンスの時季に世界中からやってくる金持ちの女性を狙って仕事をするのが、英国人詐欺師・ローレンス(鹿賀丈史)。彼はその紳士的なルックスとスタイルを武器に、地元の警察長官・アンドレ(鶴見辰吾)と組んで金持ちの女性から言葉巧みに大金を騙し取るのでした。そんな中・・・ ローレンスと同じ目的でリビエラへやってきた、米国人ペテン師・フレディ(市村正親)。 フレディはローレンスのその“騙しのテクニック”に惚れ込み、弟子になりたいと言い出します。 ローレンスはフレディの“騙しの才能”を認め、弟子として自身のノウハウを伝授し始めます。 二人で組んだ仕事は大成功。しかし、徐々に二人の間にはライバル心が芽生え・・・ ついには、「リビエラへ来たのは今回が初めて」という米国人女性旅行客・クリスティーン(ソニン)から、どちらが先に5万ドル巻上げられるか、という賭けをします。果たして、その結末は・・・ (あらすじ、終わりです) 改めてこんな事を書くと、演劇ファンの方に「当たり前だ!」と怒られそうですが・・・ 鹿賀さんも市村さんも、ミュージカルのトップスター。そのお二人の“共演”という事で、私はとても楽しみにしていました。また、昨年の舞台で観たソニンさんがこの一年でどの様に舞台女優として成長されたか、といった点にも注目していました。 一言で感想を言うなら・・・ いや~、ただただ、“楽しかった”です 英国紳士“っぽい”スマートさの中に、気高いプライドと上品なウィットさも兼ね備えるローレンス。そんな舞台上での鹿賀さんの堂々とした立ち居振る舞いを観たのは、私は(恥ずかしながら)今回が初めてでしたが、素晴らしかったです。まさに“貫禄”という言葉がピッタリだと思いました。 女性には基本的に誰にでも優しく・・・ しかしフレディに対しては、最初は師匠として振舞うものの、次第にライバル心を抱いてゆき・・・ といった心理描写も、私はさすがだと思いました。 米国人らしく、明るくて気さくで人懐っこいフレディ。市村さんの演技は、もう“自由にやりたい放題”、そんな楽しさに溢れていました。『今のアドリブ?』と思う様な台詞もたくさん飛び出し・・・ そういえば、時事ネタの“食品偽装”を題材にしたアドリブの台詞、昨年もあった様な・・・? ローレンスとの賭けに勝つため、自らを病人に仕立てて舞台後半はほとんど“車椅子”に乗っての熱演。客席には笑い声が溢れ・・・ これはもう“市村さんならでは”、私はそんな気がしました。 ストーリーの中盤から登場する、クリスティーン。初めは“米国の田舎の社長令嬢”という設定で、いかにも旅行慣れしていない純情そうな女性なんですが・・・ 終盤、ストーリーは二転三転し・・・ その“変貌振り”を、ソニンさん、見事に演じていらしたと思います。あまりの“変貌振り”に、『あ、あの人、ソニンさんだよね?』と、その直後は気がつかない程でした。 昨年の舞台での“初々しさ”の良いところはそのままに、今年の舞台では“逞しさ”も観せてくれたと思います。今回、確実に成長しているソニンさんを観る事ができて、とても嬉しかったです(でもたまに、市村さんにアドリブの台詞を投げかけられて、一瞬“固まってた”様な)。 いや~、一年ぶりのミュージカル、本当に堪能しました。 また機会を見つけて・・・ それはまた多分、有名俳優・女優さんが出演される話題作になると思いますが・・・ ミュージカル、また観に行きたいです! <追伸> 今回の観劇時の“反省”をひとつ。オペラグラスを持っていくのを忘れました・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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