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テーマ:吹奏楽(3404)
カテゴリ:吹奏楽関連
前作の「BCL11」のレビュー記事を書いたのが、今年の1月20日・・・ また約半年、間が開いてしまいました。申し訳ありません。 では早速、今日はこのCDのレビュー記事を書いてみたいと思います(ちなみに、発売日は昨年の12月20日でございます・・・)。 1曲目に収録されている、「ヒロイック・サガ」、いやー、懐かしいです。R.シュトラウスからの影響が至るところに感じられるこの曲、以前、私、演奏した事があります。 近畿大学吹奏楽部の委嘱作品、という経緯から、その曲の雰囲気を頭に思い浮かべる事のできる方もいらっしゃると思いますが・・・ 迫力満点の曲です。 今回は広島ウインドオーケストラの演奏という事で、多少その迫力は抑えられている様ですが、旋律を歌う感じの、良い意味でのソフトさは、このバンドの長所のひとつだと思います。 その、“ソフトさ”がより効果的に発揮されているのが、2曲目「アヴェンチューラ」や3曲目「バラの謝肉祭」のスローテンポの部分だと思います。 また、10曲目「古典序曲」の演奏に至っては、このバンドの高いアンサンブル能力の妙を堪能できる、と、私は思います。 ところで、前作の「BCL11」を聴いた時にも、私自身、思った事なんですが・・・ 『吹奏楽の“クラシック”作品とはいえ、まだまだ世の中には、私が聴いた事がない吹奏楽曲がたくさんあるんだなぁ』、という事を、本作でも思い知らされました。 私が聴いた事がある曲は、このCDの中には2~3曲しかありません。 現在、国内外を問わず、活発に“新作品”が発表されている吹奏楽界ですが・・・ こういった“クラシック作品”に目を向けるという意味で、この「BCL」シリーズの果たした役割というのは、小さくない、と私は思います。 今回、本記事を書くにあたり、広島ウインドオーケストラの公式HPを訪ねたのですが、その中に、こんなページがありました。 「BCL」シリーズ、ひとまず今回の12作目で“完結”の様ですね。 今後、どの様な“新シリーズ”が始まるのでしょうか。楽しみに待ちたいと思います。 という訳で、「BCL」シリーズのラストを飾る、という意味も含めて、今回のCDの最後に収録されたのだと思われる、「アルメニアン・ダンス パートI」・・・ その曲の解釈は、何と言ったらいいか・・・ “広島ウインドオーケストラの特徴を最大限に引き出そう”と思った結果が、こうなのでしょうね。 曲全体のテンポを“遅め”に設定する事で、このバンドの特徴をアピールしたかったのだ、と、私は思います。 確かに、今まで他バンドの演奏では聴く事のできなかった“音”が発見できたり、ソフトに歌われる旋律を堪能できた事は確かです。 ただ・・・ 今回のこの曲の解釈は、好き嫌いがハッキリと別れると思います。 ご興味ありましたら、ぜひ聴いてみて下さいね。 <追伸> ちなみに、「アルメニアン・ダンス パートI」の演奏時間を比較してみますと・・・ 今回のこのCDが、“12分08秒” こちらのCDでは、“10分46秒”です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.08 07:23:31
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