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隠れ舎 「伸楽舎」の日々

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2018.04.26
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カテゴリ:塾長の思い
今回の内容は、
どちらかというと保護者の方々に向けての内容です。
もしかすると、この文章を読んで、
頭に来る保護者の方もいるかもしれません。
ただ、この問題、私自身、結構由々しきことだと感じているので、
率直に書かせていただきます。

自塾では、
基本的に、塾生全員のノートチェックを日々行っています。
宿題の丸つけに関しても、
誤字脱字1つ許さないし、
計算過程がおかしければ、答えが合っていても丸はもらえず、
バツをつけて突き返す。
ここ数年、生徒たちの誤字脱字の多さときたら、
「今まで誰かに注意されてこなかったの?」
って本気で思うほど、ひどい生徒が年々増えている気がします。
同時に、男子も女子も字が汚い子が間違いなく増えてます。
「上手い」「下手」じゃないんです。
「丁寧」か「汚い」かです。
決して字を書くのが苦手な子でも「丁寧」な字は見てすぐわかります。
第三者に読んでもらおうという意思を感じます。
これ、すごく大事。
生徒にはよく話します。
「入試を採点する人は、お前の人となりなど知らない訳だ。
だから、お前が普段どんな字癖があるかなんて知らない。
その字、本当にちゃんと読んでもらえると思うか?」って。
だから、ちょっとでも読めない、他の字に読めてしまいそう、
前の字の消し残りがある字が書いてあったら、丸付けをせず突き返します。
まぁ生徒にとっちゃ地獄でしょうね。
彼らはそれで今まで許されてきたのに、
ここでは許されないわけで、「なんで?」って頭にきている子もいるでしょう。
ただね、俺にとって何より重要なのは、
自塾の生徒が将来困らないように、
今できることを勉強を通して身につけてもらうことです。
そのための妥協は一切するつもりはないんでね。

ただね、これは、生徒よりも、
それに気づかず、許してきた周りの大人が原因であり、
ある種、子どもは、その被害者とも言えるんです。
「うちの子のことではない。」って思ってます?
だったら、彼らのノート、プリント、テキストの解答を見てくださいな。
どれだけ赤丸が少ないか。
青丸ばかりか。
修正テープでどれだけ訂正されてるか。

彼ら彼女らの解答、ノートを毎日見ていると、
どれだけ保護者の方が子どもたちの勉強にかかわってきたかが、
一目瞭然ですよ。
それは勉強ができる・できない以前のものです。

同時に感じるのが、生徒たちの会話力。
例えば、わからないことを俺に質問したいとき、
生徒たちは当然、俺に話をしてくるわけですが、
まぁ、何を言いたいのか、言っているのか、
いっこうに伝わってこない子が結構いるんです。
語彙力のなさは当然として、
話が端的にまとまっておらず、
長々といろいろ喋ってくるんだけど、
結局何を質問したいのかがわからない。
そういう子の多くは、
こちらからの質問や問いかけに対して、
「はい」「いいえ」の二択しか返答がない。おもしろいように。

自塾では、かなり前から国語の重要性を伝えています。
そこには、国語力は、会話力も向上させると思っていることも含まれます。
生徒たちの思考力を伸ばそうと意識しながら、
「何で?」「何が?」「何を?」「何のため?」
「誰が?」「誰と?」「誰から?」「誰に?」
「どこから?」「どこまで?」「どこに?」
などなど、生徒に少しでも思考を促す質問をするようにしています。
子どもは、投げかける質問によって、
ちゃんと自分の頭で考えて、話をするようになるんです。
このことは、多くの塾長先生方もおっしゃっています。

どうでしょう。
ご家庭で話をする際、
「はい」「いいえ」だけで答えられる質問ばかりになってないですか?
日々の会話だけで、子どもたちは苦労することなく、賢く成長しますよ。
もちろん、その逆もまた然りですが。
今からでも、意識してみてください。
この仕事をしているからかもわかりませんが、
知識量って、会話量にある程度比例している気がします。
もしかすると、本を読むより大事なことかもしれません。

偉そうなことばかり書いてすみません。
ただ、彼らは将来大人になり、人の親になるでしょう。
その時に、このブログの内容を、頭のほんの片隅にでもあってくれたら、
ちょっと嬉しいなって思ってます。









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最終更新日  2018.04.26 19:21:11
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