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フィギュアスケート時々バレエ~浅田真央とパトリック・チャン応援記

フィギュアスケート時々バレエ~浅田真央とパトリック・チャン応援記

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2008年07月13日
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その他の演目&ダンサーも、皆素晴らしくって、思っていた以上に素晴らしい公演でした。本当に観に行くことが出来てよかったです。
以下、特に印象深かった演目の一言感想。

「コンチェルト」パ・ド・ドゥ  マーラ・ガレアッツィ&ルパート・ペネファーザー
  ピアノによる生演奏付き。いやもう、とにかく美しかったです!
  この演目は、バレリーナの脚線美を見せる為の作品なのか?と思ってしまう程、「脚」の
  美しさが物を言う作品。ガレアッツィは脚が長く、そして甲のラインがとても
  美しい。この演目を踊るにはうってつけのダンサーだと思いました。ただポワントに
  立っているだ
  けで、本当に美しい。トゥシューズを履いたバレリーナの足というのは、それだけで、こ
  んなにも美しいものなのか・・とため息が出ました。

「クローマ」  サラ・ラム&フェデリコ・ボネッリ 
        リアム・スカーレット ヨハネス・ステパネク ジョナサン・ワトキンス
  前にも書きましたが、とにかく凄い作品でした。サラ・ラムの驚異の身体能力には
  本当に眼が釘付けになりました。新体操を思わせるような驚異の柔軟性。本当に
  あの人の関節はどうなっちゃってるんだろう・・としか思えませんでした。でも、それ
  でいて美しいんですよね。男性三人による踊りも良かったな~。プログラムの解説には
  「この振付は、ダンサーをその身体的限界にまで追い込むものであり・・」と書かれて
  いますが、正に実感させられました。是非、全部通して観てみたいです!

「ラプソディ」パ・ド・ドゥ  ラウラ・モレーラ&イヴァン・プトロフ
  これまたピアノの生演奏付き。そしてこれまた心に沁みるような、美しい作品でした。
  特に派手な動き等は無いものの、美しいリフトあり、すごく素敵な作品でした。眼福♪

「タイス」パ・ド・ドゥ  リャーン・ベンジャミン&デヴィド・マッカテリ
  ベンジャミンの細か~いパ・ド・ヴーレがやけに印象に残った作品。これまた派手さは
  ないものの、美し~い作品。マスネの有名な曲に乗って踊られる、一編の詩を観ている
  ような気持ちにさせられました。しかし、ベンジャミンって、本当に小柄な方なんです
  ね。マッカテリが長身だから、余計にそう見えたのかも知れませんが。

「白鳥の湖」パ・ド・カトル  イザベル・マクミーカン ラウラ・モレーラ
               ベネット・ガートサイド 蔵健太
  「白鳥」第3幕、オディールや客人達が登場するトランペットのファンファーレに
  乗って登場。女性二人は白いチュチュ姿。とにかく難しそうなアシュトンの振りが続く。
  特に一人の方(女性)のソロパートでは、グリゴローヴィチ版「白鳥」、オディールの
  ヴァリアシオンで流れるあの独特のメロディーが流れ出して、それに乗っての難しそうな
  振りがてんこ盛り!って感じだった。特に足技というか足さばきというか、本当に大変
  そう。アントルシャ・カトル?の連続なんかもありました。
  この4人は、舞踏会にロットバルトが送り込んだ手下たちなんでしょうかね?

「ロミオとジュリエット」バルコニーのシーンより  吉田都&エドワード・ワトソン
  幕が上がって一瞬呆然となってしまった。だってだって、なんとバルコニーが無いんです
  もん!当然都さんはバルコニーにいる、と思い込んでいた為に、何も無い舞台上に一人
  立ち尽くす都さんの姿を見て、正直かなり白けてしまった。都さんのせいでは全然ない
  のだけどね。このシーンで、バルコニーが無いというのはちょっと・・というか私は
  許せません(笑)。まぁ、それでも二人は上手くまとめていたと思いますが。けどな~・・
  どうも最初に受けたショックが大きすぎて、いまいち乗り切れませんでした。都さんの
  ジュリエット自体は良かったと思います。品があって、ちょっとお茶目なところのある
  少女といった風情で、フェリのような「濃さ」←良くも悪くも、は無かったと思うけど、
  ジュリエットが良家のお嬢様であることを考えれば、本来なら私は都さんのようなジュ
  リエットの方が好みです。初めての恋に心をときめかせている少女としてのジュリエット
  を、都さんは実に上手く演じておられたかと。
  対するワトソンのロミオも、なんというか、節度のあるロミオで、盲目的に恋心を爆発
  させたりすることはない、上品系ロミオ。まぁ、この二人のようなロミオ&ジュリエット
  の方が本来の姿なのかも知れないですけどね(って、本来の姿ってどんなだよ、って感じ
  ですが・笑)。私はここ数年ロミオと言えばコレーラしか観てはいなかったので、まぁ
  コレーラと比べちゃあダメだよね、と思いながらも、マクミラン版のロミオはやっぱり
  彼だよなぁ、なんて思ってしまう気持ちは如何ともしがたく・・けど、こういう節度ある
  男の子がジュリエットと踊り続けて行くうちにどんどん恋心を増して行き、遂にはこの
  恋に全てを懸ける決意をするまでに至る・・という、ロミオの気持ちの高まり行く過程、
  というものを初めて見せてくれたロミオであるような気がするなぁ。最初は正直、
  「そこまで」とは思っていなかったんじゃあないだろうか?ワトソンのロミオは。それが
  どうも舞踏会で出会った少女のことが忘れられなくて、自分でもこの気持ちが恋なのか、
  そこまではよく分からない。けど彼女のことが気になる・・そこでもう一度、彼女の姿が
  見られないかと、彼女の家まで行ってみた。彼女はいた!彼は彼女に近づいていく。近
  づかずにはいられなかった。そして彼女と踊り続けていく過程で、彼の心には完全に火が
  付く。踊り終えた時、彼はもうこの恋の、この運命の虜になっていた・・・
  とまぁ、私的にはこんな印象でした。妄想100%ですみません。


  





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最終更新日  2008年07月13日 19時27分51秒
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