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ボリショイ大阪公演の「白鳥」は、アレクサンドロワ&シュピレフスキーに決まったようですね。ytvバレエシリーズのサイトではまだ発表されてないようですが?ぴあのサイトにはこのお二人の名前が出ていましたので、間違いという事でなければ、このお二人に決まったということでいいのでしょう。
ザハロワでなかったのは残念ではありますが、アレクサンドロワなら、文句の付けようもありません。何故アントニーチェワでなかったのかは分かりませんが、少なくとも今のボリショイで、ザハロワに次ぐ「スター」と言っていいアレクサンドロワが、大阪でも踊ってくれるなんて嬉しい限りですね。私の中での評価はアレクサンドロワの方がルンキナよりず~っと上なので、ルンキナの降板は却って嬉しいものとなりました(彼女のファンの方には申し訳ありませんが、完全に好みの問題ですので)。 しかしルンキナとアレクサンドロワ、完全にキャラの違う、180度方向転換したようなキャスト変更になりましたねぇ。何度も書いてることですが、楚々とした手弱女風情のルンキナと、ゴージャスに光輝く圧倒的とも言えるオーラを放つアレクサンドロワ。タイプは違いますが、アレクサンドロワとザハロワは、私の中では同じ系統に属するバレリーナです(あと、ヴィシニョーワとかも同類ですかね)。2年前のボリショイ来日の時とは豪い違いですが(笑)。過去ログをお読み頂ければお分かり頂けると思いますが、あの時はアレクサンドロワよりずっとルンキナに期待していたし、アレクサンドロワはテクニックは素晴らしいけれどプロポーションが・・なんて失礼なことを書いてました。けど、その後観た「ファラオの娘」「白鳥」と、ルンキナは全然私の心に訴えかけてくるものが無く、彼女を観たことによってアレクサンドロワの素晴らしさに気が付く、という何とも皮肉な結果に。今年初めに観た「マラーホフの贈り物」公演での彼女は、本当に素晴らしかったです。正に「王」でした。「中心」として「君臨」していました。問答無用の絶対的な存在感、私がクラシックバレエのヒロインに何よりも求めているものが、見事なまでに具現化されていました(そして、2年前より少しは痩せられたのかな?失礼ですが)。今ならば、あの「ラ・バヤデール」ももう少し違った眼で観られるのになぁ、なんて思います。ザハロワ@ニキヤ、アレクサンドロワ@ガムザッティ、という、とてつもなく贅沢な組み合わせだったのに、2年前はアレクサンドロワの良さに殆ど気が付かなかったんですよねぇ。何とも勿体無い話です。 で、今チラシを見て驚いたのですが、アレクサンドロワは「白鳥」主演はたった一度きりの予定だったのですねぇ。なんか意外でした。確かに彼女の「白鳥」、オディールは目茶苦茶素晴らしそうですが(ていうか実際素晴らしかったし)、オデットを演じるアレクサンドロワというのが、ちょっと想像出来ないんですよねぇ。どんなオデットを見せてくれるのか、興味深深です。けどな~、そもそも私、この公演のチケット持ってない!こんなことになるんだったらチケット取っておけば良かった!っていくら嘆いても後の祭り。まぁ、暫く様子を見ることにしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月22日 15時47分44秒
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