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フィギュアスケート時々バレエ~浅田真央とパトリック・チャン応援記

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2008年12月25日
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とにかく、「運命に弄ばれ、翻弄される若い王子の物語」として、私はこの版を解釈したのですが、こういう設定に、まさにシュピレフスキー君はぴったりで。正直普通のハッピーエンドヴァージョンみたいに、彼が悪魔を倒して目出度し目出度し、では殆ど説得力がないと思うのですが(笑)、この版は彼の今現在の個性にぴったりだと思う。アレクサンドロワのオデットには、普通のハッピーエンドの方がしっくりくると思うけど(彼女にはまさに、勝利が相応しい!)、これはまぁ仕方が無いよね。どなたか彼女の為に、オデットが果敢にロットバルトに立ち向かい(勿論王子は必要ありません)、見事勝利を収める、という展開の「白鳥」を創って下さらないかしら(笑)。
いずれにせよ充実した舞台で、本当に楽しめた公演でした。道化役の岩田さん、名古屋でも拝見しましたが、大阪では更に凄かった!ように思います(単に席の位置の問題かも知れませんが)。いや正直あれ程凄いグラン・ピルエット・ア・ラ・スゴンド?は初めて観たかも。「白鳥」最終日で岩田さんの出演もこの日が最後だったから、より一層気合が入ってらしたのかも知れないですね。名古屋ではスペインの王女がオーシポワだったので、注目していたのですが、やっぱり彼女は違いますね!とにかく軽やか!まぁ王女らしいか?って言われるとう~ん・・って感じではありますが(やっぱりキトリだな、彼女は・笑)溌剌としていて観ているこちらまで元気を貰える。優雅さとか美しさとか、そういうものを感じることは出来なかったけど、こういう元気一杯のバレリーナというのも私は大好きです。オーシポワ、06年の来日ではまだコール・ドだったのに、今回はもうリーディング・ソリストにまで昇進なさってるんですね~。プリンシパルになるのも時間の問題?
あと、スペインの王女の従者である4人のダンサーは、やっぱりインパクトありましたよね。
いや、とにかくかっこよかった♪
グリゴローヴィチ版は初見でしたが、最後に襲ってくる閉塞感、無力感、どうしようもなさ感というのは実に素晴らしい!このラストシーン、かなり不評のようですが?私は正直今まで観た「白鳥」の中で一番気に入りました。確かに、ほんと、どうしようもない。救いようが無い。けど、であるがゆえに、私は目茶苦茶好みです!






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最終更新日  2008年12月25日 15時21分53秒
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