658864 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

フィギュアスケート時々バレエ~浅田真央とパトリック・チャン応援記

フィギュアスケート時々バレエ~浅田真央とパトリック・チャン応援記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2009年05月04日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
やっぱりザハロワは凄かった。圧倒されて帰ってきました。改めてザハロワって、本当に本当に凄いダンサーなんだぁ~、って。驚異的な身体能力と柔軟性を改めて、これでもか!ってばかりに見せ付けられましたね。それは今までから分かってるつもりだったけど、やっぱ本当には分かってはいなかったんだ。古典の制約から解き放たれた彼女は、本当に自由に、堂々と舞台上に君臨していた。あの伸びやかな肢体は、美しいという域をも超えていたと思う。本当にどこまで凄い人なんだろう・・って改めて思ってしまったよ。本当に何もかもに恵まれた人なんだな~、って。
カルメンでは彼女の脚から終始眼を離せなくて、一日目は上半身には殆ど眼が行かなかった。元々そういう振付ではあるにしても、それにしてもあの脚はなんて雄弁なんでしょうか。あの脚を観てるだけでカルメンという人がどういう人なのか、わかるような気がする。元々もの凄くインパクトのある振付だと思うけど、ザハロワ以外の人が同じことしてたって、あそこまで魅力的に、「魅せる」ことは出来ないんじゃないだろーか?あの脚は、「強い」カルメンの象徴なんだね、本当にもの凄く挑発的で、挑戦的で、ある意味もの凄く女を武器にしている振付なんだけど、それはあくまで「武器」なんだよね。武器を携えた戦士のようだった。どこまでも「私は私よ!」と言い切れる強さを持った「女」、それがカルメンなんだな~、ってしみじみ思いました。
そんなカルメンに3人の男が惹かれてしまうのも当然で、そりゃあれだけ挑発されまくったらどんな男も落ちるのは当たり前。まして純情なドン・ホセなどいちころですわよ。狙った獲物は必ず落とす、それがカルメンの流儀ですもん。ウヴァーロフ@ホセは、ホセを演じるには余りに美しくて、気品に満ちていて、全然ホセには見えなかったけど、やっぱり素晴らしかったです。特に最初登場して暫くコレヒドールと一緒に踊るシーンなど、普通のクラシックの動きとはちょっと違った振りをするところでも、やっぱり美しいな~、って。純クラシックとは違う動きをするウヴァーロフというのも初めて観たかも?なんか凄い新鮮でした。コレヒドール役のヤン・ヴァーニャもとても美しかったですね。ウヴァーロフが余りに美しいものだから、シュピレフスキー@闘牛士、には・・・でした。なんかね~、全然美しく見えないんだもの。花形闘牛士のはずなんだから、カルメンがホセから彼に心変わりする相手なんだから、ウヴァーロフより美しく見えなきゃおかしいはずなのに、ウヴァーロフと一緒に見ると、シュピレフスキーの立ち居振る舞い?が全然なってない!ってことがよ~く分かりました。まぁウヴァーロフと比較するのが酷、という弁護?も成り立つとは思いますけど、それにしてもね~・・昨年のボリショイ来日でジークフリートを見た時にはそこまで思わなかったんだけど、やっぱウヴァーロフと比べちゃうとね・・まぁジークフリートはあの洗練されていない感、もっさり感が、却ってジークフリートという人物を描くのにちょうど良かった、未熟な青年という役には合っていた、と思いますけど、トレアドールにそれはまずいでしょ。なんでカルメンが彼に惚れたのか分からない、っていうのでは・・ホセに勝ってるのは若さだけ、というのではねぇ。
シュピレフスキーは、どうも身体が重い、ように見えてしまうのですが、バレエでそれは致命傷でしょう。見たところかなりの筋肉質?なのが災いしてるのかな?美しいのは顔だけ、ではバレエの世界では生き残れない、と思うのですが(って、何様!って言われちゃいそうですが)。
今回予想以上にメルクーリエフが素敵だったから、彼にトレアドール踊ってもらった方が良かったんじゃないかな?身長でウヴァーロフに大分差を付けられてしまうけど、メルクーリエフの方がずっと良かったんじゃ?なんて思ってしまうよ。
え~、シュピレフスキー君には失礼千万なこと言っちゃってご免なさい。あくまでど素人の戯言に過ぎませんので。
しかしあの衣装は何とかならないものでしょ~か?カルメンがトレアドールに心変わりしたと知って舞台に駆け込んでくる時のホセの衣装・・ピンクに黒の水玉模様がプリントされたあの衣装は、殆どギャグにしか見えないよ。もの凄い緊迫したシーンなのに、なんであんな衣装なんだろう。前回のバレエフェスでメルクーリエフが同じ衣装を着てる写真がダンスマガジンに載っていたので、あれがボリショイの衣装なんだ、って分かってはいたけど、思わず吹き出しそうになっちゃったよ。あの緊迫したシーンにあの衣装はないでしょ~、って思うんだけど、何か意味でもあるのかな?
いや、しかしその後のカルメンとのアダージョは素晴らしく美しかったですけどね。全編を通して、ザハロワ@カルメンの身体能力の高さと抜群の柔軟性を、男達とのパ・ド・ドゥでは存分に味わうことが出来ました。勿論ソロも凄かったですけどね。なんか新体操見てるみたいでしたね(良い意味で、です)。
え~、次回に続きます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年05月05日 00時10分15秒
コメント(0) | コメントを書く


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

まるさん@ WBC雑感  新緑の里さん、続きです。  WBC、…
まるさん@ Re:衝撃のネイサン・チェン~2017四大陸。(02/23) 新緑の里さん、ご返信、本当にありがとう…
新緑の里@ Re[1]:衝撃のネイサン・チェン~2017四大陸。(02/23) まるさん > 今の男子フィギュアの状況…
新緑の里@ Re[1]:衝撃のネイサン・チェン~2017四大陸。(02/23) まるさん 大変興味深く拝読させて頂きまし…
まるさん@ Re:衝撃のネイサン・チェン~2017四大陸。(02/23) 新緑の里さん、ご返信ありがとうございま…

プロフィール

新緑の里

新緑の里

フリーページ

バックナンバー

2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月

© Rakuten Group, Inc.