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今まで述べてきた以外の演目の感想です。
Aプロ 「海賊」 カプツォーワ&ワシーリエフ いや~、とにかくワシーリエフ君が凄かった!昨年の「ドン・キ」でオーシポワちゃんと踊るの観ていたので予想はしていたけど、予想の100倍くらい凄かったです。いやもうあそこまでやられると、もう笑うしかない!って感じ。彼もまたとんでもない運動神経の持ち主なんでしょうねぇ。今現在世界で一番のテクニシャンでしょう。ワシーリエフ君が凄すぎたのと、まだザハロワ@カルメンの印象が強く頭に残ってる状態で観たので、カプツォーワの方はあまり印象に残りませんでした。なんかもうザハロワの後で観るとどんなバレリーナでも「ふつー」に観えてしまうのが恐い。すごく美しいダンサーなんでしょうにね。 「エスメラルダ」 キフャーク&ヴァーニャ ザハロワの直後にキフャークは・・カプツォーワでさえ「ふつー」に観えてしまうくらいですもん、うう~ん・・なんかもうど~でもいい、って感じでした。いやもうほんっとうに失礼極まる話で、本当に申し訳ないんですけどね。唯、変った?「エスメラルダ」だなぁ、って思いました。こんな「エスメラルダ」は観たことなかったです。キエフの版なんでしょうが、しかしエスメラルダのあの有名なヴァリアシオンが無いのはつまんないな~。しかも長いし。ヤン・ヴァーニャは美しい軽やかな踊りで素敵でしたけど、二日間ともこの演目というのは「・・・」でした。 「マグリットマニア」 コバヒーゼ&シュピレフスキー コバヒーゼが素敵でした。しかしこれも「ブラック」の直後だったのでどうにも入り込めませんでした。コバヒーゼは本当にとても美しかったと思うのですが、ザハロワの直後だと本当にどんなに優れたバレリーナでも私には「ふつー」にしか見えない・・いや、コバヒーゼは「ふつう以上」に見えたので、きっと素晴らしいダンサーなんだろう、と思うのですが。 シュピレフスキーに関しては全く記憶に無し。 「クレイジー」 ワシーリエフ ワシーリエフ君のとんでもない超絶技巧にまたまた唖然とさせられました。とにかく凄い!凄いとしか言い様がありません。 Bプロ(Aプロと重なる演目は割愛) 「パリの炎」 カプツォーワ&ワシーリエフ 2日目ということもあってか、昨日よりは冷静にカプツォーワを観ることが出来たと思うのですが・・あ~、如何せんパートナーが悪かった(いや、良かったと言うべきなのか?)。昨日に引き続き、いやもしかしたら昨日より更に凄かったかも知れないワシーリエフ君の超絶技巧、凄まじいばかりのエネルギーの発散の、彼女は完全に犠牲(と言うのは大げさ過ぎではありますが)になってしまったな、って感じでした。とても美しかったとは思うのですが、なにせ相手が悪すぎ(良すぎ?)。あのワシーリエフ君に対抗出来るのはオーシポワちゃんくらいしかいないのでしょう。 「ジゼル」 コバヒーゼ&シュピレフスキー またまたコバヒーゼが素敵でした。とても美しいジゼル。最初はなんか白け気味だったのですが(ザハロワの「ブラック」観た後で、今更「ジゼル」なんて・・という思いがあったので)段々とコバヒーゼの作り出す「ジゼル」の世界に引き込まれて行きました。やっぱり「白いバレエ」はいいなぁ。シュピレフスキーに関しては特に感想は無し。なんか、あれだけ外見に恵まれているというのに殆ど印象に無い、というのはど~ゆうことなんでしょう?大丈夫なの?シュピレフスキー君。 2日間を通して、ザハロワやウヴァーロフ、それにメルクーリエフ以外で特に、 とにかく印象に残ったのはワシーリエフ君でした。こんなの見た事ない!って感じの超絶技巧を次から次に繰り出してくれるものだから、最初のうちはわ~、すごい!と思っていたのがそのうちもう笑えてきちゃって、2日目の途中くらいからはなんかもう観てる私が恐くなってきちゃうくらいでした。あまりのとんでもぶりに、怪我でもしたらどーしよ、怪我しないでよ~(祈)みたいな気分になっちゃって。いや多分、全然彼は余裕なんでしょうけどね。 観てるこっちがドキドキしてきちゃって。けど本当に楽しませて頂きました。彼を観ることが出来て良かった。ザハロワ、彼を連れてきてくれてありがとう! え~、しつこいですけどまた次回に続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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