テーマ:人権擁護法案って?(116)
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めでたく今国会においては、このクソ法案の提出は断念されちゃいました♪
でも・・・ 決して廃案ではありませんのであしからず・・・ さてこのクソ法案提出断念の背景には今話題の郵政民営化の存在が大きい。 ただですら自民党内では分裂している訳で、これ以上分裂による亀裂を深めたくないとの思いが、自民党及び公明党にもあるのは確実である。 所詮は与党と言っても過半数取れてこそ与党ですからね。 取れなきゃ外野です。 クソ法案推進派は来期国会提出に力を入れるとの事ですが、正直な所今の与党として来期国会を迎える事になるのでしょうかねぇ?とも思えてしまう。 今回の提出断念も郵政民営化による混乱が提出断念に向かった以上はこの法案提出も郵政民営化次第では無かろうか。直近でなら。 仮に参議院で民営化法案が可決された場合、この法案は次期国会において再提出される可能性は非常に高いだろう。 この法案成立に力を入れているのが公明党である以上は、郵政民営化法案が成立した暁には、公明党に対する「借り」は非常に大きいものとなる。 衆議院での反対派切り崩しに公明党に力無しにはありえない事であり、自民党としては絶大なる「借り」である。 このクソ法案成立に貢献する可能性は高くなる。 逆に参議院で郵政民営化法案が否決された場合はどうだろう。 まず公明党に対する「借り」は半減される。「借り」ではなく「協力」程度に格下げだろう。 まず小泉総理は間違いなく「解散」にカードを切ってくる事は想像出来る。 その場合反対に回った議員は「自民党公認」の候補ではないだろう。 で、古賀などは新党でも結成するのか無所属なのかは分からないが自民党内推進派の力は低下するのは間違いない。 まぁそれ以前に自民党と公明党が「与党」のポストに帰ってくるのかどうかも微妙。 巷では綿貫やら亀井やら古賀らを斬って民主党の粋がいいのと小泉総理が連立との噂もあるが、今の自公連立よりもどうせならそうなってくれた方がプラスとも思える。 またポスト小泉問題も絡んでくる。 人気筆頭は安倍晋三。反対派の代表格でもある。 仮に自民党が混乱した場合、「与党」として自民党生き残りを賭けるならば、この人しか居ないだろう。国民の人気を考えれば。 そうなれば、このクソ法案がどうなるかは微妙。 まぁ結論として言える事は今後は郵政民営化法案次第という他の法案に左右されているってのが実情だ。 参議院での可否が全てとね。 でもこの人権擁護法案のゴタゴタで一つ勉強になった事がある。 人権とは?って非常に漠然と抽象的な言葉を改めて見直す事が出来たのは私にとってはプラスだ。 この法案の話を初めて聞いた時にはある種のプロパガンダ的要素に汚染されていた事とは思う。 部落差別と家庭内暴力を同じ人権で括り、一つの法案で解決を図る事など不可能と思う。 江戸の頃からの地域血脈による差別と、夫婦間または親子などの核家族内での事とを同時で解決を図れる事など無理だ。 問題提起の根本が乖離しすぎている。 個々の法案にて問題を解決するのは何故ダメなのか?ってね。 これだと善からぬ事に悪用されかねないのでは?とも思ってもおかしくはないだろう。 まぁ取り敢えずは、「断念」と言う事で安心。 後は郵政民営化法案次第かぁ。 こちらについては賛成か反対か個人的には微妙。 デメリット・メリットのどちらもが大きいからなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.07.25 23:32:37
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