愛ってヤツは・・・
和歌山在住の友人から、今朝、ヤマト運輸便で新刊の著書が送られてきました。10年前にあったわが子の非行体験を文芸社から本に出したのです。子供の非行に対して父から37通の手紙を送った内容が紙面に並びます。現在は、結婚して子供連れて実家に帰ってくるようになったということです。仕事にしていた企画を娘の非行に対して、どう対応していこうか置き換え考えて実践した実話でした。「顧客満足の創造」は「相手がほんとうに喜ぶことを考えること」ならば、生き方も、家族関係も、仕事も、一番大事なことは相手を思いやる心だと著者は述べます。ビジネスにおいても、お客様のことを第一に考えない企業は必ず滅びます。親子関係においても、親の愛を子供に伝えるのに手紙というツールを選びました。子を思いやる気持ちを手紙に託して、37通の手紙を送ったわけです。携帯メール全盛の時代ですが、手紙のもつぬくもりが人の心を動かすことを教えられます。126ページを一気に読んでしまいました。サプライズは、読み進んで行きましたら私の名前も出てきてビックリ。人の心を動かすものを知るのにいい本です。お奨めします。 愛ってヤツは非行に効かんのかい!はなちゃんへ、父から37通の手紙 前沢親二著出版社: 文芸社 1,100円 (税込 1,155 円)