あ、暑い、エ、エアコンが死んだっ。
今日の午前中は比較的涼しくてエアコンいらず。午後に入り、院の中は31度に。「暑いなー、エアコン付けよう」でスイッチオン。5分経過・・・ちっとも涼しくない。そういえば1週間ほど前から途中で冷房が送風になることがあったな。「室外機を確認しなきゃいけないな」でも院の裏は民家の庭先で、草木生え放題。伸び放題。室外機までの道のりを阻む。「ったく、枝の剪定しろよ、あー邪魔な枝だな」バキバキッと枝をへし折りながら室外機へ。「あらっ、いやに静かだな、って、動いてないじゃん。最低、最悪。」で、柔道でご縁があり、その後に私の腰痛患者にもなったKさんのところに3年ぶりに電話。「もしもーし、Kさん?エアコンの室外機が動いていないんだけど、どうなってんだろう?」「あー、コンプレッサーか、それを制御する基盤が逝っちゃってると思いますよ。いずれにしても結構お金がかかります」「うわっ、マジですかっ。参ったな、午後も施術があんだよな。どうしよう。Kさんとこに、いい出物ない?」「んーっと、ありますよ。」「でも100Vでしょっ?うちはエアコンは200Vなのよね」「ええ、知ってますよ。200Vあります」「え、ホント?」「はい」「Kさん、俺は今、非常に暑い。暑くて死んじゃう。助けて。」「じゃあ、今から行きますよ」「え、大丈夫?仕事あるでしょ?」「こっちは一段落したんで」「ん、待ってる。待ってるよーっ」で、30分後に救世主が降臨。おー、いつ見てもいかつい顔。いかつい身体。(100キロ超えてるでしょうな)腕にはタトゥー。以前にKさんを見た息子曰く・・・「あれはヤバい。アンなのにイチャモンつけられたらお漏らしする」と言わしめるほどに外見は怖い。でも、よく見ると優しそうな目をしております。以前に柔道を子供たちに教えていた頃に「大人の柔道はやってないか?」と見学に来られ、一戦交えたことがご縁の始まり。「すげえのが来たな。でも柔道着を着たら関係ないもんね。隙あらばブン投げてやるぜ」近所のN中学柔道部出身、黒帯。空調関係の仕事をしているので、とんでもなく力持ち。でも柔道は力だけじゃダメだよーンで足払いで一発。背負い落としを掛けてきたところを体落としで一発投げてあげました。(笑)でも下手すりゃブン投げられちゃうから少し真剣モードで。(ほんとはマジで)。そんな、こんなで、いろいろお話ができて、腰を痛めたときは出張施術したり、来てもらったり。息子の部屋にエアコンをつけるときにお世話になったり。そして、今回、3年ぶりに。「久しぶりですね」「腰は大丈夫?」「大丈夫です」エアコン設置作業中には近況報告したりで楽しかったな。Kさん、子供が生まれパパになっていました。そして奥さんのお腹にはもう一人宿っているとのこと。そして、私はやることがないので、動かなくなった時計の修理。(小一時間格闘して動き出しました、今も腕につけてエイジング中)そのあとは患者カルテ入力作業。Kさんは設置工事。2時間ほどで完了。今度のは富士通。18畳用の200V仕様。エアコンがしゃべります自動でフィルター洗浄やイオンが出るやつでおまけに電気代まで教えてくれる。「凄いエアコンだね、いくら支払えばいい?」「・・万円で・・」「えーーっ、それはまずいでしょっ、・・万払うよ」「いや、ほんとに・・万円でいいですよ」オレはKさんに足を向けて寝られません。Kさんが神様に見えてきました。丁重にお礼を言わせていただきました。自宅のエアコンもかなりの年数が経っているので、壊れたらKさんのところにお願いするつもりです。(これは、以前からそう決めていたことなんですけどね)Kさん、ありがとうございました。また一緒に柔道しましょう。柔道が取り持ってくれたご縁の話でした。