少し戸惑った腕時計再生
一昨年から更新していませんでした。TwitterやFacebookをやっていると、そちらに投稿しちゃってブログまでいかないんですよね。言い訳はこんなもんで。。TwitterやFacebookでは短い文で投稿ですが、今回はちょっと手間取ったのでブログで備忘録を兼ねての投稿です。どんな時計だったかというと大した時計ではありません。でもシンプルでミリタリー調のデザイン、オールチタン製とちょっとそそるものがありましたので入手…。程度が悪いのは百も承知なので問題なし。ガラスの曇りはお約束でございます。ベルトもチタン製、ポリッシュ加工できないのでキズは消せないけどしょうがない。裏ブタもチタン製・・・素晴らしい!メーカーは今は亡きマルマンのデリス。デリスは5~6本持ってるがチタンは初めて。鼻歌交じりで裏蓋オープン・・・あら・・CR2016だ。3V駆動なんだ。見たことないムーブメント。ま、いいか。でオシドリを探すもそれらしきものがない。これでは巻き芯が抜けない。ガラスの曇りが除去できない。しばらく格闘したが挫折。もとに戻して頭を冷やそうと、電池をセットしても動かない・・・あれ、何で?どうして?いろいろ調べたら、プラス側の電極が・・・ない。。と、机を見渡すと3mmくらいの電極らしきものがあった。まさか、これか?この電極どうやってムーブに固定すんの?固定する術なし。物は試しと電池をセットして電極を隙間に差し込むようにセットすると動き出した。なんてマージンのない設計だ!電池交換を前提にしてない設計に感動しました。何とかもとに戻して放置すること・・・1年以上(( ´∀` )先日見てみたら止まってやがんの。じゃあ、再挑戦するかな。と、再度裏蓋空けて半固定の電極に気を付けて、オシドリ探索。らしきものがない。相当数ばらしてきたけど、こんなの初めて。ここかなと検討付けてやってみると・・・ズクッと抜けた。おお、抜けたね。で曇り除去して組付け。電極セットするのに10分もかかった。けれど、すっきりと再生完了。めでたし、めでたし。