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マヤ夫の世界史授業(平成)

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2019.02.20
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2018年度の最後のレギュラー授業になりました。
定期考査Ⅳ(学年末)までの範囲の最終回です。
今回は原点に立ち返り、個人ワークで進めました。

【準備】5分
 プリントの配付
 スライドの立ち上げ
 ※クラスによっては「バレンタインの起源」について雑談

【今日のテーマ】
 どのようにユーラシア全体がつながったか?

【説明1】15分
 KPシートで流れを説明(下の写真参照)
 プリントの空欄を補充しながら、スライドも併用して説明

 ・広域的な交易網
   陸上交易ージャムチ(駅伝制)
        牌符(通行証)の写真を見せながら
   海上貿易ー杭州(臨安)・泉州・広州などの発達
        ダウ船(中東→インド洋)、ジャンク船(中国→インド洋)
    → 陸路と海路が結びつき、ユーラシア世界が一体化
 ・東西交流
   景教やイスラーム教が西方から、
   陶磁器や火薬などが西方へ
 ・キリスト教世界からの使節
   プラノ=カルピニ
   ルブルック
   モンテ=コルヴィノ(大都の大司教となり、初のカトリック布教に成功)
 ・旅行家
   ヴェネツィア商人のマルコ=ポーロ
    「世界の記述」
   モロッコ出身のイブン=バットゥータ
    「三大陸周遊記」



【内容の把握】8分
 起立して教科書を「精読(音読)」する。
 「内容の把握」を読み込み、その後空欄に補充

 空欄の解答をスライドに投影し、各自確認(2分)

【問い1】3分
 マルコ=ポーロの「世界の記述」は正しい内容か?
 抜粋文を読んで考える
 (誇張した表現があることを学ぶ)

【問い2】6分
 東西交流したものにはどんなものがあるか?
 (クラスによっては、グループワークでタブレットを用い、
  調べ学習により答えを共有する)
   これを実施したクラスはほぼ50分を費やす

【今日のゴール】
 モンゴル帝国が東西交流に果たした役割は何か?

【確認・まとめ・提出】10分
 「ゴールシート」で確認後、80~100字でまとめて提出

 ポイントはやはり「ユーラシアの一体化」をもたらしたこと。
 「陸路と海路を利用したこと」あるいは「交通網の整備」に触れ、
 東西交流(特に中国側からの文物)の具体例を出せばいいだろう。

〇解答例(あくまでも「例」)
 モンゴル帝国は陸路では駅伝制、海路では港市を整備したため交易が盛んになり、中国からは火薬・絵画・陶磁器などがアラビア方面に、西方からは景教やイスラーム教、暦などが伝わり、ユーラシアを一体化させた。(98字)

 ではみなさん、来年度までサヨウナラ!
 定期考査Ⅳ、がんばってください!





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Last updated  2019.02.25 22:28:24
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