KP法プレゼンの講評
遅くなりましたが、先日行われたKP法プレゼンの講評を書いておきます。ミニKPシートによるグループごとのプレゼンの経験はあっても、大きな紙を使って、教室の前に立ち、教室の後ろまで聞こえるように説明するのは、さぞ緊張したことと思います。はじめからうまくいく人などほとんどいませんから、できることを自分たちなりに一生懸命やり、しかも楽しんでやれれば、今回はいいのだと思います。今回失敗した部分は、反省を生かして次回に生かしてもらえれば十分なのです。で、その反省なのですが、いくつかのことを整理してみます。〇時間配分 時間内で話せるグループはさすがでした。 約3分の1がそうでした。 でも、オーバーするケースが多かったです。 やはり、リハーサルをやる際に時間を図って 実際どのくらいの速度で読めばいいのか把握しましょう。 傾向として、内容をかなり深くやろうとすると、 時間内には話しきれないことが多いと感じました。〇KPシート 多くの場合、字が細すぎました。 プロッキー(マジック)の太い方をうまく使い、 太く濃く書く練習が必要のようです。 また、制限字数をオーバーしてケースもありました。 最小限のことをKPシートに書き、 あとは口頭で説明するようにしましょう。〇姿勢・視線 初めてなので仕方ありませんが、 原稿に頼って、読み上げていたグループが多かったです。 聴き手に説明し、理解してもらうためには、 きちんと聴き手の目を見る必要があります。 原稿に頼らずに自分の言葉で話していた人たちは、 なかなか堂々として素晴らしかったです。 大きな自信にしてほしいと思います。〇話し方 声が大きく、しっかり前を向いて話す人もいました。 そうすると、聴き手にしっかり伝わります。 でも、声が小さくて、原稿を読んでいるだけの人も。 慣れればどんどんよくなっていくので、 次回はもっと自分のものにして発表してほしいと思います。〇内 容 それぞれの視点で、よく調べていると感心しました。 資料に書いていないことにも言及していて、 私自身もとても勉強になりました。 ただ、資料を切り貼りして説明しているグループもいました。 また、今日のゴール(結論)がないグループもいました。 重要なところはどこなのか、ポイントがずれないようにしましょう。〇聴き方 最後に一言。 相互評価をすることもあり、 全体としてよく聴いていたと思います。 しかし、自分のプレゼンが終わると、私語が多い面々も。 話し手の気持ちにこたえるよう、しっかり聴く姿勢は もっともっと改善しなければいけない人もいて残念でした。