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雅の日記~お気楽生活をめざして

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2004年11月14日
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カテゴリ:その他
今日はある人の13回忌に出てきました。
10代の頃、仲良くしていた男の子の法要です。

12年前、当時の私はまだ高校生でした。
彼の突然の死を知った時、ただただ呆然としました。
葬儀の際に、彼の最期の顔を見、挨拶したかったけれど、
見られたのは同じクラスだった人たちと同じ部活の人だけでした。
違う学校に進んでしまったが故に、最期を相対で迎えることが
できなかったことが、非常にショックでした。

そして、それを境に、しばらく人と喋ることが億劫になり、
振り返ればそれから1~2年くらい、
心の底から笑うということができませんでした。

しかし、少しずつ、死んだことに対する痛みと、彼と過ごした
楽しかった思い出のバランスが、変わってきました。

彼の生きた人生の倍ちかくくらいの年月を
今日まで生きてきました。
当時の自分の年齢と、彼が亡くなってからの年月が近くなり
ようやく彼の死を自分の中で昇華できそうです。

今日、13回忌で彼への焼香をしているとき、ようやく自分の中で
ケリがつけられそうな気がしました。

死は、誰にでも訪れるものです。
でも、それまでにその人と形作ってきたものは、
ずっと記憶に残り、自分の精神に作用します。
「死んだ人は、生きている人たちの心の中で生きている」
そんな言葉を時折耳にしますが、まさにそのとおりだと思います。

大切な人が亡くなったとき、いつまでもその人の死を
痛み入り、過去をひきずったまま過ごす人もいますが、
大切なのは、死んだことを受け入れて、相手の分まで
精一杯生きてやろうと前向きに考えることが
死んだ人への弔いではないでしょうか。

私は100歳まで生きたいと思っていたのは、
「彼の分まで生きてやろう、それが彼の死に対する
自分のけじめ(清算)」だとどこかで感じていたかもしれません。

物事を常に前向きに考える。
それが長生きの秘訣であり、大切な人の死に報いる
唯一の方法だと、雅は考えています。





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最終更新日  2004年11月14日 22時50分04秒
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