ウイルス対策にいくら払う?
ウイルスのワクチンソフトといえば、ソースネクストのウイルスセキュリティゼロが話題です。1台なら3,980円、2台で5,980円、で更新料無料が売りです(サポート期間はWindows Vistaのサポート終了まで)。いままでなら、新規購入6,000円、更新料4,000円ぐらいが普通でしたので、画期的に安いといえるでしょう。ただし、いくつか制限もあります。WILLCOMのクライアントソフト「VenturiClient」とは併用ができず、RAID、サーバー機(IIS、Apacheなどのサーバー化ソフトも含む)、VPN回線 では使えない、としています。私はWILLCOMユーザーなので、まず最初の制限に引っかかりそうです。また、グループウェア代わりのXOOPSをローカルで使うのにApacheを動かすこともあるので、この面でも相性が悪そうです。まあ、今回の更新料無料キャンペーンの影響で、他社製品の価格破壊を期待したいところです。実際に、最近新発売されたウイルスバスター2007は、いままでの1台分の金額で3台までインストールできるようになりました。いままで、複数のPCにインストールすると、更新時期がばらばらで結構面倒な思いをしていたので、便利になるかも知れません。ノートンのアンチウイルスは、価格面では変わらないようですが、PCのスピードを落とさなくなったことをアピールポイントにしています。個人的な話ですが、最近購入したPCの無料ワクチンソフトのサービス期間が切れそうなので、考えないといけないのですが・・・。ウイルスセキュリティのような制限もなく、かなり安い(2年間使えて、1台1,980円、2台2,980円)のウイルスキラー(e-フロンティア)なんてのもありました。ただし、ソフトの性格から考えると、マイナーなソフトは使いにくいところがあります。以前、ウイルスバスターでトラブルがありましたが、ソフトの不具合やウイルスの見逃しなどがあっても、メジャーなソフトでないと報道されない恐れもありそうです。思案のしどころですね。