カテゴリ:音楽
あらかた写真を撮り終わった所で修理にかかります。 まずはブレーシングとバックの割れを治す為に背板を外します。 以前と同じく外と中から水でニカワをふやかせて、剥がれた 箇所からカッターを入れて少しずつ、慌てず急がず慎重に・・・
やったつもりでしたが、結構ライニングが背板について きちゃいました。まあ戻す時にくっついてくれれば問題ない ので気にしない事にします。 ちなみにNo.170のようなシリアル表示はどこにもあり ませんでした。
ブレーシングの外れ具合を確認。
てっきり側板から外れた側が浮いていると思っていたのですが、 反対側がやられていました。
しかも木目に直交して割れています。木目に沿って割れて いるのはよく見かけますが・・・なんとも不思議。
側板を見ると数字が書かれています。が、何を表してるのか不明。 あちこちに
鉛筆で位置決めの印が書き込まれています。
何気にブリッジ裏の補強材は表面が山なりに削られています。
エンドブロック前の矢印。 「ネックはあっち側だよ」って事? いや、さすがにそれは 分かるでしょ。
ブレーシングは割れた部分にタイトボンドを塗ってクリップで 挟み接着します。箱を開けてしまえばこの作業は非常に楽ちん です。開けずに接着する時の困難さと言ったらもう・・・ 特に今回のように背板ブリッジ下あたりに取り付けられている のが外れていたりすると泣きたくなります。
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最終更新日
2016.03.25 20:11:27
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