カテゴリ:音楽
ブレーシングの接着が済んだら次は背板の割れ修理です。 前回はマホガニーの(名で売られていたそれっぽい)平棒を貼りましたが、 今回はパッチを当ててみる事にします。 使ったのは桧の平棒。1辺8ミリ位の正方形に切り出し、やや間を開けて 貼り付けます。
割れにパッチの対角線を合わせて貼ります。こうすると割れが 広がらなくて良いのだとか。 ささくれを取る為ブレーシングの角を削ったのですが、その際 うっかり余計な力をかけてしまって完全に割れちゃいました。
全部で10枚、ちょっと分厚い気もしますが気にしない。 接着剤が乾いたら ペーパーをかけて表面を均します。
元から割れていた部分は消せませんでしたが、自分で割ってしまった 所は綺麗に繋がりました。
トップ強化と遊びを兼ねて
ブレーシングを追加してみました。効果の程は不明。
ついでに元からあったブレーシングを波型に削りました。もちろん 効果の程は不明。
サウンドホールの欠けをパッチの端材で埋めました。
これで内部の修理と加工は全て終わりました。表板の塗装を 落として背板を貼り付けます。 前回は糸でくくりつけましたがうまくいかなかったので
輪ゴムでがんじがらめにしました。輪ゴムの方が滑り難いので 作業しやすかったです。
この状態で接着剤が乾くまで放置します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.03.25 20:14:18
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